静岡県の官民連携実践塾で公共事業の新風を吹き込もう
静岡県では、自治体の財政がますます厳しくなっている中、民間の力を活用し、より良い公共サービスを提供するための官民連携手法(PPP/PFI)の導入に取り組んでいます。しかし、この取り組みはまだ発展途上であり、知識やノウハウの不足が課題となっています。そこで、静岡県では令和7年度第2回官民連携実践塾を開催し、民間企業や金融機関との意見交換の場を設けることにしました。この塾は、官民双方にメリットのあると期待されており、参加者を広く募集しています。
官民連携実践塾の概要
日時と場所
- - 日時: 令和8年1月26日(月)13時00分~16時00分
- - 場所: ふじさんめっせ会議室兼小展示場(富士市柳島189-8)
この実践塾では、事業の説明と共に対面での官民対話が行われます。事業に興味のある民間企業や金融機関が参加し、各種案件について意見を交換し合うことで、新たな事業のアイデアが生まれることを期待しています。
参加者と主催
- - 主催: 静岡県
- - 共催: 株式会社静岡銀行、株式会社日本政策投資銀行、富士信用金庫、富士市、沼津市、三島市
- - 後援: 内閣府
官民対話の注目案件
実践塾では、参加者が注目する官民対話の案件がいくつか用意されています。以下の案件に関して1対1での対話が行われ、それぞれの意見が反映されることが期待されます。
- - 吉原東中学校跡地の利活用
- - 廃校となった中伊豆小学校の活用事業
- - 廃業した天城会館や旧下田グランドホテル跡地の利用
- - 官民連携による熱海港旅客待合所の整備
- - 県営スポーツ施設におけるネーミングライツ調査
このように多彩な案件が取り上げられることにより、官民の交流が深まることが期待されています。特に、過去の成功事例を参考にしながら、新しい形の公共事業が創出されることが重要です。
参加申込みについて
参加を希望される方は、公式ウェブサイトの申し込みフォームから入力をお願いします。定員には限りがあるため、先着順となります。詳細は以下のリンクから確認できます。
参加申込みフォーム
静岡県官民連携実践塾の意義
官民連携実践塾は、令和2年度から始まった取り組みで、公共施設の整備や運営に民間のアイデアやノウハウを取り入れ、新たな作品を生み出すことを目的としています。この塾を通じて、参加者が意見を自由に交換できる場所を提供することは、今後の静岡県の発展に大いに寄与するでしょう。
この機会を野心的な取り組みや成長の糧とするため、多くの方々のご参加をお待ちしています。