災害時に備える!救護員育成訓練
災害発生時に医療支援を行う重要な役割を担う赤十字救護員の育成訓練が、神奈川県葉山町の湘南国際村センターで12月12日(金)に行われます。この訓練では、今後赤十字救護員に就く医療スタッフや事務職員27名が参加し、大規模災害時に効果的に活動できるように、知識や技術を磨いていきます。
訓練の目的と具体的な内容について
この教育訓練の冒頭では、県内3つの赤十字病院、すなわち横浜市立みなと病院、秦野赤十字病院、相模原赤十字病院から選ばれた医師、看護師、事務スタッフが班を編成。彼らは、局地災害に対する対応策や避難所におけるアセスメント、さらには巡回診療などの実際の現場に即した訓練を行います。これにより、参加者は実践的なスキルを体得できるようになります。
実施スケジュール
訓練は2日間にわたって行われ、12月11日はまず座学でノウハウを学び、12日にその知識を元に実践訓練を行う形です。具体的には、12日のスケジュールは以下のようになります。
- - 9:00~11:00 現場救護所訓練(傷病者の手当を実施)
- - 11:00~12:20 休憩・移動
- - 12:20~14:40 避難所支援訓練(避難所の巡回診療を行います)
当日はスタッフが参加者を案内し、様々な疑問に対して直接答える機会も用意されています。この機会にぜひご取材いただき、災害時の救護活動について深く理解していただければと思います。
取材申し込みについて
取材希望の方は、日本赤十字社神奈川県支部の総務企画課企画広報係までご連絡ください。以下の連絡先にて、12月11日(木)12:00までに問い合わせをお願い致します。
災害時における医療活動が重要視される現在、こうした訓練が更なる災害救護活動の質向上につながることを期待しています。