VRインターンシップ
2019-05-31 10:10:06
新卒採用を革新する「VRインターンシップ」がスタート
新卒採用を支える「VRインターンシップ」プログラム
新卒採用における業務負担が年々増しており、特にインターンシップの準備は企業にとって大きな課題となっています。従来の方法では、会社やプログラムの内容に合わせて精緻な準備が必要でしたが、これは多くの時間とコストを要し、担当者の負担を増大させていました。
このような背景を受けて、新たに登場したのが「VRインターンシップ」というサービスです。このサービスは、従来のインターンシップの準備時間を大幅に短縮し、効率的な採用活動を支援することを目的としています。
VRインターンシップの特徴
「VRインターンシップ」では、基本的に以下の4つのコンテンツをパッケージとして提供しています。
1. VRインターンシッププログラム:問題解決を扱ったボードゲームキットを使用。
2. 現場見学オリジナルVRコンテンツ:各企業の店舗や工場の見学をVRで体験。
3. VR視聴デバイス:Oculus Goを用い、VRコンテンツを視聴可能。
4. 司会者:進行役との連携により、円滑なプログラム運営。
実施プログラム内容
特に注目されるのは、一日限定のオリジナルプログラム「お客様が悪い」です。このプログラムは、さまざまな状況下でのクレーム対応を学ぶことを目指しています。グループワークを通じて、参加者は現場の実情を体験しながらディスカッションし、意見を交わすことができます。このプログラムは約2時間の所要時間で、5名から20名のグループで実施することができます。
なぜVRが選ばれたのか?
VR(バーチャルリアリティ)は、視覚や聴覚的な面での臨場感が高く、参加者が実際の現場や状況をリアルに感じられる点が大きな魅力です。従来の紙媒体や2D映像では得られない体験を提供することで、志望学生の理解を助け、選考意欲を高めることが期待されています。
実際に中国・北京の高校では、VRを用いた授業が従来の教育方法に比べて学生の理解度や知識定着率の向上に寄与したという研究結果も報告されています。
価格と今後の展望
サービスの基本料金は100万円からで、撮影やコンテンツ制作に応じて変動します。また、貸し出し可能なVR視聴デバイスやボードゲームキットも含まれており、それぞれの企業に最適なカスタマイズが可能です。
今後は、教育現場におけるVRの活用が進む中、学校教育や社会人教育でもその効果が期待されています。VRを活用した教育は、理解度向上と効率化を図れる可能性があり、実際の教育現場での活用がますます進むでしょう。
会社情報
- 会社名
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イクスアール株式会社
- 住所
- 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目3-10 東海ビル307
- 電話番号
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