データセンター向け排気ガス浄化装置の新時代
株式会社ACRは、データセンターにおける環境課題に取り組む新しい排気ガス浄化装置を発表しました。この装置は、非常用ディーゼル発電機から排出される黒煙、白煙、さらに悪臭を同時に除去する能力を備えています。これにより、データセンターの運用に伴う環境影響を大幅に軽減することが期待されています。
排気ガス浄化装置の特長
1.
多角的な浄化メカニズム
ACRの新しい装置は、「熱」と「触媒」の組み合わせによって、黒煙・白煙・悪臭の同時浄化が実現されています。具体的には、黒煙は耐熱フェルトDPFで捕集され、白煙や悪臭はバーナーによって高温になったガスと混ざることで無害化されます。
2.
自動運転機能
浄化装置の最大の魅力は、自動再生機能です。DPFに黒煙を捕集した後、高温ガスによって自動的に燃焼再生されるため、面倒なフィルターの脱着や洗浄作業が不要なのです。
3.
コンパクト設計と低圧損
薄肉のフェルト素材を使用した多重構造により、この装置は従来のものよりも圧倒的にコンパクトに設計されています。また、低圧損化が実現されているため、運転の効率も向上しています。
デモカーによる効果の体感
ACRでは、実物の性能を確認してもらうために、デモカーを用意しました。このデモカーには、60kWのディーゼル発電機、バーナー付きDPF、酸化触媒が搭載されており、実際に黒煙・白煙・悪臭の除去がどのように行われるのかを体験できます。
データセンターでは、非常用ディーゼル発電機が月に一度試運転されるため、その際に大量の有害ガスが排出されることが問題視されていました。従来の浄化装置では黒煙の除去にとどまっており、白煙や悪臭には十分対応できていなかったのです。
新技術の背景と展望
ACRは、自社開発の触媒技術を基に、長年の経験を生かしてこの新しい排気ガス浄化装置を開発しました。環境保護が重要視される現代において、この装置はデータセンターにおける急務を解決する一助となります。また、環境に配慮した製品が求められる時代に、ACRの新装置は大きな価値を提供することでしょう。
今後は、この新しい浄化装置が全国のデータセンターに普及し、環境負担を低減するとともに、クリーンな運用が実現されることが期待されます。
会社情報
- - 会社名: 株式会社ACR
- - 代表者: 松岡 寛
- - 所在地: 神奈川県愛甲郡愛川町中津4031-4
- - 設立: 2004年9月
- - 資本金: 3,000万円
- - URL: ACR公式サイト