東京都が選定したライフ・ワーク・バランス大賞企業に輝いたライフィ

株式会社ライフィが「東京ライフ・ワーク・バランス大賞」を受賞

株式会社ライフィ（東京都港区）は、2018年度の「東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」において、11社の中から見事大賞に選ばれました。この受賞は、2月7日の「ライフ・ワーク・バランスEXPO 東京2019」で発表され、多くの注目を集めました。

この取り組みは、東京都が中小企業を対象として、働きやすい職場環境の推進を目的に行う認定制度です。ライフィは、社員が仕事と生活の両立を図り、いきいきと働ける環境を整えるための多様な施策を導入しており、その成果が高く評価されました。

「東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」とは？

この認定制度は、従業員が仕事と生活を両立できるような取り組みを行っている企業を東京都が認定するものです。「ライフ・ワーク・バランスフェスタ」として、10年間開催されてきたイベントが、昨年からは「ライフ・ワーク・バランスEXPO」という新たな形態で実施されるようになりました。

ライフィは、この11社の中でも特に際立った工夫と努力を重ね、社員全体がライフ・ワーク・バランスを推進する姿勢が評価されました。

具体的な取り組み

ライフィでは、いくつかの先進的な取り組みが行われています。特筆すべきは以下のような点です。

- 意見収集の仕組み：社員の声を聴くための「気づきBOX」を設置し、社員の提案に基づき問題解決を進めています。
- 省力化の共有：各チームの改善事例を全社で共有し、全員がそのノウハウを活用できるようにしています。
- 透明性の確保：有給休暇の取得状況や残業状況を全社員に公開し、チーム内で話し合いを促進しています。
- 柔軟な勤務体系：短縮労働時間制度や出勤時間を選べる制度を導入し、特に子育てや介護を行う社員が活用できるよう配慮されています。
- 有給休暇の充実：新入社員には初年度から20日の有給休暇を一律に支給し、休暇取得を促しています。
- 社内コミュニケーションの強化：社内交流手当や謝恩会、取引先を招いた懇親会を実施し、社員同士及び外部との相互理解を深めています。

背景と理念

社内の取り組みは、社長が自ら改革を志し、2014年から始まりました。社員の意見を積極的に取り入れる姿勢が全社での取り組みにつながり、トップダウンではなく、社員主導の形で進行することができました。このような取り組みが結果として評価され、大賞受賞が実現しました。

株式会社ライフィは、「真心を込めた良質な情報提供」を企業理念として掲げ、社員やお客様、取引先など、すべての関係者の成長と幸せに寄与することを目指しています。主な事業はウェブを活用した保険商品の販売であり、利用者にとってわかりやすく有益な情報提供を行っています。