ソニックムーブ、桜川市のデジタル革新を支援するプロジェクト開始
東京都港区に拠点を置く株式会社ソニックムーブが、茨城県桜川市と協力し、2026年1月から地域活性化起業人制度を利用したデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を開始します。このプロジェクトは、地方行政が抱える課題に対して実効性のある解決策を提供することを目的としています。具体的には、地元在住の専門社員を派遣し、業務改善や住民サービスの質向上を目指します。本格的なDX推進が求められる現代社会において、この取り組みは新たな希望の光として注目されます。
プロジェクトの特徴
地域活性化起業人制度は、総務省が地方の課題解決を図るために設けた施策です。この制度では、派遣される社員はDX推進に必要なスキルを持つ専門人材であり、桜川市の現場において具体的な課題を整理し、改善提案を行います。ソニックムーブの取り組みは、単なる個々の社員の活動にとどまらず、会社全体で支援体制を整え、UX設計やシステム開発を通じた継続的なサポートを実施する点が特長です。
彼らは、LINEを活用したマーケティングシステム「COMSBI」や、親会社クラウドワークスが提供する勤怠管理サービス「CrowdLog」などのツールを駆使し、それぞれの課題に応じた解決策を提案します。このように、制度の枠組みと自社のリソースを組み合わせることで、桜川市のDX推進がより一層柔軟で効果的なものとなっています。
派遣の内容・スケジュール
派遣開始は2026年1月からで、月の半分を桜川市に常駐し、次のような支援を提供します:
1. デジタルツールの導入による業務効率化(例:AI、RPA、ノーコードツールの活用促進)
2. 行政手続きのオンライン化の推進
3. スマートフォン教室の開催や支援
4. その他DX推進に関連する業務
ソニックムーブの背景
株式会社ソニックムーブは2002年に設立され、スマートフォンアプリやWEBシステム、LINEアプリの開発を行っています。特に近年では、ユーザー体験を重視したUXデザインにも力を入れ、業務設計やシステム構築において強みを発揮しています。本プロジェクトは、親会社のクラウドワークスからの提案をきっかけにスタートしました。
また、ソニックムーブは従業員の約20%が地方に居住し、リモートワークを前提とした体制を整えているため、地域とのつながりや理解を深めています。2014年には島根県にオフィスを設立し、地元出身のエンジニアを採用するなど、地域との関係構築を重視した企業文化を育んできました。
今後の展望
本プロジェクトは、「導入して終わり」のような短期的な視点ではなく、デジタル技術の持続的な実装を目指しています。今後、全国の自治体や地域企業に向けてこのモデルを拡大し、UXに基づく業務設計や住民との接点の最適化、ITツール導入支援を通じた行政サービスの効率化を進めていく予定です。これにより、地域のデジタル格差の解消にも寄与することが期待されています。
担当者からのコメント
ソニックムーブのソリューション事業部の内山氏は、「桜川市における業務効率化や行政手続きのオンライン化推進に関われることを光栄に感じています。最新技術を実務に落とし込み、職員が価値の高い業務に集中できる環境を提供していきたい」と話しています。地域に寄り添ったスマートフォン教室の開催などにも取り組み、桜川市のDX実現のために全力を尽くす意向を示しています。
ソニックムーブの企業概要
ソニックムーブは「テクノロジーとデザインの力で、もっと便利に、もっと楽しく」をミッションに掲げ、アプリやWEB、LINEなどの開発を行っています。戦略立案から開発、運用・成長まで一貫して支援し、企業や自治体の課題解決に貢献するパートナーとして展開しています。