若者の未来を拓く「47 INTERNSHIP 2021」参加学生の取り組み
「47 INTERNSHIP」とは、全国の47都道府県から選出された学生と複数企業が共同で行う、オンライン形式のインターンシッププログラムです。この取り組みは、2020年に始まり、地域による就職活動の格差を解消することを目指しています。当プログラムは、今年で2回目の開催を迎え、2021年においてはD&AD Awards でBranding部門のYellow Pencilを受賞し、その成果を裏付けました。
47 INTERNSHIP 2021の開催概要
今年度のインターンシップでは、「住んでいる地域や国が抱える社会課題に対して、自身の経験や視点を基に取り組みたいことは何か?」との問いがエントリーシートに設定され、参加者たちは自らの思いを持ち寄りました。8月から9月にかけて、リーディングカンパニー7社とともに、「地域課題解決のために何ができるか」をテーマに考えました。
プログラムの流れ
- - Day1: 電通若者研究部が学生に、課題発見の方法を教えるセッションを行いました。これにより、学生たちは自らの地域の問題を見つけ出すヒントを得ることができました。
- - Day2: 参加者はチームを結成し、具体的に地域や社会の課題解決に向けて、参加企業と連携する方法について熱心に議論を交わしました。この中で、どのようなアクションを起こすことができるかを模索しました。
- - Day3: 最終日には、各チームが企業の事業を活用しながら課題解決のアクションプランを考案しました。アイデアを持ち寄り、互いに意見を出し合う中で、実践可能な解決策が生まれました。
参加企業とその役割
今年の参加企業には以下のような名だたる企業が名を連ねています(五十音順):
- - 旭化成株式会社
- - 岩谷産業株式会社
- - エイベックス株式会社
- - 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
- - 株式会社サイバーエージェント
- - 株式会社ポーラ
- - 株式会社三井住友銀行
これらの企業は、学生とともに地域課題の解決に向けたアイデアを実現するための方策を模索し、そのビジネスモデルを生かした支援を行っています。
NPO法人エンカレッジの取り組み
本プログラムを支えるのは、全国に展開するキャリア教育支援NPO法人「エンカレッジ」です。エンカレッジは、全国47都道府県、113の大学で活動しており、学生たちが運営の中心メンバーとなって登場します。キャリア面談やキャリア支援イベントを提供し、過去には21卒学生5万人、22卒学生8万人以上が利用している、日本最大級のキャリア支援団体として注目されています。
さらに、エンカレッジは学生と社会との接点をつくるため、企業と共同でキャリアイベントを定期的に開催しています。公式サイトでは、さらなる情報が確認できます。
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電通若者研究部の役割
電通若者研究部は、若者の実態を理解し、彼らと社会とのより良い関係性を築くためのプランニングそしてクリエーティブユニットとして機能しています。主に高校生や大学生を対象に調査を行いながら、企業のビジネス創造や社会活性化に寄与することを目指しています。詳細は公式サイトにて確認可能です。
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未来への展望
「47 INTERNSHIP」は、今後も地域格差是正に向けた取り組みを続けていく予定です。若い世代が集結し、地域課題に対して主体的に向き合い、解決策を模索する姿勢は、まさに未来への希望を表しています。これからも、社会の変革を担う若者たちの活躍を応援していきたいと思います。