新たなコミュニケーション研修
2024-07-29 11:11:08

視覚情報を遮断し、コミュニケーション力を育む新たな研修事業がスタート

視覚を閉ざす新しい体験でコミュニケーション力を向上


愛知県北名古屋市に本社を置く株式会社ツボスタが、視覚障がい者スポーツ「ブラインドフットボール」に触発された新たな研修事業「ブラインドコミュニス」を2024年8月から展開することが発表されました。この事業は東海三県を中心に、視覚を遮断する体験を通じて、参加者が相手とのコミュニケーションを見直し、互いの気持ちを理解するきっかけを提供することを目的としています。

プログラムの概要


「ブラインドコミュニス」は、実技と座学を組み合わせた三部構成で進行します。所要時間は約60分で、主に高校生以上の参加者を対象とするプログラムです。参加者は目隠しをした状態で様々なタスクに挑戦し、目の前の状況が見えない中で、どのようにコミュニケーションをとるのかを体験します。具体的には、以下の二つの実技が行われます。

実技1: チームワークの向上


目隠しをした参加者が同じ血液型のグループに集まるなどして、相手との協力関係を築くことを目指します。このプロセスを通じて、コミュニケーションの大切さを実感することができます。

実技2: コミュニケーションの見直し


次のステップでは、目隠しをしている人とそうでない人がチームに分かれ、自分のいる場所に相手を導く音声や言葉の使い方を学びます。これにより普段使っている言葉がいかに相手に伝わるのかを考える機会が得られます。

期待できる効果


この研修の成果として期待される点は多岐にわたります。例えば、参加者は普段何気なく使用している言葉の意義を再確認できるほか、相手の気持ちを考える機会も増えます。また、障がい者に対する理解を深めることで、彼らとのコミュニケーションも円滑になり、職場や学校の環境が改善される可能性を秘めています。

参加者の声


過去の体験会では、多くの参加者が貴重な学びを得ています。参加者の一人、Hさんは「目隠しをすると周りの状況が全く掴めず不安を感じましたが、他者の声を聴いたり、触れたりすることで安心感を得ることができました」とコメントしました。また、団体の担当者Sさんは「チーム内の関係性が深まったと実感できた」と、実技の効果を実感していました。

今後の展開


ツボスタは、「ブラインドコミュニス」の研修を継続的に実施し、視覚障がい者の雇用の促進や支援団体への寄付など、社会貢献にも力を入れる方針です。また、今後全国展開を視野に入れ、多くの企業や学校へこのプログラムを展開することで、視覚障がい者への理解の促進を図っています。

この新たな研修事業は、参加者に思いやりの心を育むだけでなく、コミュニケーションの大切さを広める貴重な機会となることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ツボスタ
住所
北名古屋市九之坪東町4-5TMビル 701
電話番号

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