未来を切り拓く「care:tive award」
一般社団法人KAiGO PRiDE(KAiGO PRIDE)は、ケアとクリエイティブの融合によって新たな価値を創出する「care:tive award」(通称CCA)を設立しました。このアワードは、クリエイターとケアの現場が協力し、社会に新しい視点をもたらすことを目的としています。受賞は手段であり、受賞を通じて得られる社会的共感や認識の変化が、最も重要なゴールです。
ケアが全ての人に関わる時代
日本は急速な高齢化を迎えており、「ケア」は特定の誰かのためだけではなく、全ての人に影響を及ぼすテーマになっています。2040年には介護人材が57万人不足すると予測され、毎年約10万人が介護離職をしています。多くの人が「介護」は遠い世界の事柄だと考えがちですが、実はその価値や魅力は一切伝わっていないのが現実です。
KAiGO PRiDEは、これまでに映画やイベントを通じて「介護の認識を変える」活動を行ってきました。その中で気づいたのは、ケアの実態は「伝え方」によって大きく変わるということです。そこで生まれたのが「care:tive award」です。
care:tive awardの目的
「care:tive」とは、CareとCreativeを組み合わせた造語です。ここでのケアは介護だけでなく、福祉や支援、思いやりなど、人と人との支え合いを指します。このため、ケアの見え方を変えるためのコミュニケーションやクリエイティブの力が必要です。私たちは、お互いが助け合う社会を作ることを目指しています。
このアワードの基本的なコンセプトは、特定の部門を設けず、テーマに基づいたあらゆる形の作品に参加を呼びかけることです。映像、写真、デザイン、音楽、ダンスなど、無限の表現方法が存在します。
参加対象は全ての挑戦者へ
「care:tive award」では、特別な経験や知識は必要ありません。「変えたい」という想いさえあれば、プロ・アマ問わず誰でも参加可能です。これまでにケアの現場に触れたことがない方でも、挑戦する意欲があれば大歓迎です。
もしあなたが以下のような意見を持っているなら、このアワードはあなたのための場となります。
- - 介護の「見え方」を広告やデザインで変えたい
- - 高齢社会におけるコミュニケーションが不足していると感じる
- - 自分のクリエイティブで誰かの気持ちを動かしたい
- - 現場を知り、より響く表現を作りたい
- - 時間をかけて社会と向き合いたい
- - 家族の介護を通じて感じた想いがある
プログラムの流れと審査基準
このアワードは、単なるコンテストではなく、クリエイターと現場が共に価値を創出する共創型プログラムとして設計されています。エントリーから最終選考まで、参加者はワークショップや現場ツアーを通じてアイデアを深め、最終的には社会に届ける作品を完成させます。
また、審査基準は作品の完成度だけでなく、その視点や社会へのインパクトを重視しています。どれだけ新しい見え方を生み出しているかがポイントです。
おわりに
私たちは、「care:tive award」を通じて新たなケアの価値を社会に発信することを目指しています。クリエイターや一般の方々が、共に「ケア」を新しい形で表現することが、今の社会の変革につながると信じています。多くの方々の参加を心よりお待ちしています。