エッジAIプラットフォームを展開するIdein株式会社(イデイン)は、2025年3月3日から6日にかけてスペイン・バルセロナで開催される世界最大のモバイル関連展示会「MWC Barcelona 2025」において、KDDIの展示に協力します。Ideinは、リテール・ゾーンにてAI Digital Signageを導入し、エッジAIカメラ「ai cast」を活用した革新的な購買体験を提供します。
KDDIのブースで中村代表取締役が登壇するプレゼンテーション「KDDIスタートアップピッチ - Meet Japan’s Next Unicorns!-」も見逃せません。このセッションでは、選ばれた日本のスタートアップ4社が世界へ向けてピッチを行います。中村氏はその中で、Ideinの技術の魅力を伝えることが期待されています。
展示されるAIデジタルサイネージは、小型AIカメラが人物の手首の位置を特定し、その動きに応じて適切な映像コンテンツを再生する仕組みです。これにより、買い物客にとって最適な商品情報やキャンペーンを提供し、満足度の高いショッピング体験を実現します。また、同技術の導入に際しては、プライバシー保護の観点からも考慮されており、小型カメラを用いることでデータのクラウド送信を最小限に抑えています。
IdeinのエッジAIプラットフォーム「Actcast」は、様々なAIソリューションの社会実装を促進し、スピーディーかつコスト効率良く数多くのデバイスを管理・運用できます。すでに16,000台以上のデバイスが登録されており、多くの企業と強固なエコシステムを形成しています。これにより、AI解析の高度な技術を安価なデバイス上で実現可能です。
さらに、今回展示される「ai cast」は、株式会社アイシンが開発したエッジAIカメラで、低価格でありながら高性能です。日本の小売業や製造業だけでなく、スマートシティにおける防犯用途や自動運転車両モニタリングなど、幅広い分野での活用が期待されています。
MWC Barcelona 2025は、技術革新を体験する絶好の機会となります。KDDIのブース(Hall4 4E20)では、Ideinが協力した最新のデジタルサイネージをぜひご覧ください。また、スタートアップピッチでは日本の次世代企業たちがどのように世界に挑むのか、その熱意を感じることができるでしょう。
「MWC Barcelona 2025」の公式サイトもぜひチェックしてください。技術革新とビジネスの未来を探る旅に出ましょう。
MWC Barcelona 2025の概要