若者の育成を目指す新たな連携
世界中で気候変動への対策が進む中、日本でも持続可能な社会を目指す動きが加速しています。それと同時に、若い世代の教育と取り組みが急務となっている中、特定非営利活動法人アイセック・ジャパンと一般社団法人Green innovationが新たに連携を組み、サステナブルな未来を創るための人材育成に力を注ぐことを発表しました。
1. 背景と目的
持続可能な経済システムへの移行は、今や世界的な課題です。2050年までに脱炭素社会を実現するには、経済政策や産業構造の変革が求められますが、そのためには私たち一人ひとりの意識改革が不可欠です。また、未来を担う若者が主体的に行動できる環境の整備が急がれています。この連携は、将来を牽引するリーダーを育成することを目的としています。
2. 連携内容
アイセックとGreen innovationは、以下の三つの主要な取り組みを通じて、将来のリーダーシップを育てていきます。
● Green Innovator Academyの特別参加枠
Green innovationが2021年に立ち上げた「Green Innovator Academy」は、約6か月間にわたり、脱炭素の重要性やその施策を学ぶプログラムです。このプログラムの第一期参加者としてアイセックのメンバーに対し、特別に15枠を設け、グローバルな視点からの学びの機会を提供します。ここでは、サステナビリティについて真剣に考えるきっかけが与えられ、実際に社会に貢献する人材としての成長が期待されます。
● 学習プログラムの実施
Green innovationの専門知識を活かして、アイセックの学生たちは2回の事前イベントを通じて、気候変動や脱炭素に関する知見を深めます。そして、プログラム参加者にはプレプログラムやポストプログラムも用意されており、脱炭素領域におけるリーダーとのネットワーク形成の場を提供します。
● 若者の声の発信
アイセックが持つ国際的なネットワークを利用し、若者自身の体験や声を発信する場を提供します。この「Youth Voice Report」の取り組みによって、若者たちがGreen innovationとの関わり方を模索し、アクションを起こすきっかけを得ることができるでしょう。また、この取り組みの広がりによってプログラムのグローバル化も期待されています。
3. 各団体の概要
【一般社団法人Green innovation】
脱炭素社会を目指して、産官学が協力する中で若い世代の育成に取り組んでいます。様々な業種が連携し、革新的なアイデアを生み出すことが目的です。もっと詳しい情報は
公式サイトを参照ください。
【特定非営利活動法人アイセック・ジャパン】
1962年設立、世界最大の学生団体として、青年たちの国際交流を推進しています。現在約1,000名のメンバーが、平和の実現に向けた様々なプログラムを運営しています。詳細は
こちらをチェックしてみてください。
お問い合わせ
Green innovation
担当:古川
メール:
[email protected]
アイセック・ジャパン
担当:広報
メール:
[email protected]
この新たな取り組みは、若者たちがより良い未来を創造するための第一歩となることでしょう。