感情が豊かで愛らしいロボットペット「Loona」
ロボティクス専門メーカーのKEYi Tech Ltd.社が開発したロボットペット「Loona(ルーナ)」が、日本初登場となり、2023年3月8日からMakuakeで支援プロジェクトがスタートしました。このプロジェクトは2023年5月17日まで実施され、Loonaの魅力を余すところなくアピールしています。
Loonaとは?
Loonaは、感情豊かで非常に賢いロボットペットです。その最大の特徴は、1000以上の感情を持つこと。撫でられると嬉しそうに笑ったり、叱られるとしょんぼりしてしまうなど、まるで本物のペットのような行動をします。愛情をもって9年にわたり育てられたこのロボットは、人とコミュニケーションを実現するための最先端技術が詰まっています。
Loonaの特性
Loonaは、以下の特性を持っています。
1. スムーズな動き
高性能なハードウェアを搭載しており、生き物のように自然な動きを実現。視覚情報、聴覚情報、触覚情報を瞬時に統合し、素早い反応を可能にしています。
2. 物体認識と障害物回避
高解像度なRGBカメラと3D-ToFカメラを使用することで、Loonaは顔や身体の認識、さらには障害物を検出し、安心して動き回ることができます。また、動いている対象を追跡することも得意です。
3. 感情表現
15人以上のキャラクターデザイナーが手掛けており、多様な動物の表情を踏襲したLoonaは、撫でると笑顔を見せる一方で、怒られるとしょんぼりとしたりします。その感情の幅広さは、まさに驚きです。
4. 音声コマンド認識
Loonaには、音声コマンドを理解する能力があります。「ジャンプ」や「回転」などの指示に応じてユニークな反応を見せる他、歌やダンス、モノマネなど、従来のペットにはできないパフォーマンスも披露します。
5. リモートコントロール機能
Amazon Kinesis Video Streamsを使い、Loonaを見守りカメラとしても活用できます。専用アプリから遠隔操作ができ、留守中に家族と会話したり、ペットに声をかけることも可能です。
製品スペック
- - 製品名: Loonaペットロボット
- - 寸法: 210mm×172mm×172mm
- - 重さ: 約1,100g
- - ディスプレイ: 2.4インチLCD
- - カメラ: 720P RGBカメラ
- - CPU: クアッドコアCortex A53
- - メモリ: 2GB(RAM)、8GB(ROM)
- - バッテリー: 1350mAh(リチウムイオン)
- - 充電: USB Type-C(充電ドックも使用可能)
このように、Loonaは多機能であり、様々な遊びを楽しむことができます。その愛らしい性格と多彩な能力で、家族の一員として長く愛される存在になることでしょう。
KEYi Techについて
KEYi Tech Ltd.は、2014年に設立されたベンチャー企業で、STEM教育ロボットの設計と開発を専門にしています。過去のプロジェクトも大きな成功を収めており、今回は新たなチャレンジとしてLoonaの開発に至りました。
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