大学受験と海外進学
2022-03-01 08:00:02
大学受験失敗からの大逆転!海外大学進学支援プロジェクトの展望
最近の大学受験は厳しい競争と高いプレッシャーが伴い、多くの生徒が期待に未達な結果を残しています。特に2023年度も多くのニュースで取り上げられた「東大前殺傷事件」や「大学入試ネット投稿事件」など、受験にまつわる社会問題が目立ち、受験生たちの心身に多くの影響を及ぼしています。このような中で、OECDのデータによると、日本から主要国に進学する学生数は年間約1万6千人であり、年齢層全体のたったの1.8%程度に過ぎません。このことから、国内の大学受験に明け暮れる多くの高校生が、実は「海外大学進学」という選択肢を知らないことが露呈しています。
さらにGHSの調査(2023年2月)によれば、受験失敗が理由で海外大学への進学を決めた学生が全体の13.9%を占めることが示され、これが新たな学びの場を求める学生にとっての重要なきっかけになっていることが分かりました。受験の不合格という経験が、逆に新たな成長のチャンスになるのです。
これを踏まえ、GHSは受験に失敗した学生を対象に、海外大学進学を支援するプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、受験失敗を経て海外大学に進学した現役の日本人留学生たちが直接その経験を語り、相談会を開催します。例えば、希望の大学に入れなかった学生たちに対し、どのように受験を乗り越えてきたかを伝えたり、その先にある道を示したりします。また、最短で進学可能な国や大学の紹介、留学の費用シミュレーション、奨学金の情報提供など、具体的な支援が行われる予定です。対面での相談会は、2022年3月3日から31日まで実施されます。
実際にこのプログラムで成功を収めた日本人留学生の言葉は、まさにそのポテンシャルを物語っています。例えば、カリフォルニア大学バークレー校に通うコツを語る早見茉純さんは、受験に失敗した際、逆に海外大学進学を決意し、自分が本当に学びたいことに出会ったことに感謝していました。「受験で合格することがすべてではなく、何を学ぶかが重要です」と語った彼女の一言には、多くの受験生にとっての希望が詰まっています。
また、イギリスのイーストアングリア大学で心理学を専攻する木下結以さんも、失敗から学び取ったものが多いと回顧しています。「もしすんなり大学に合格していたら、今のような挑戦や成長は得られなかったと思います」との意見は、受験生にとって励みとなることでしょう。
最後に、モナッシュ大学マレーシア校に進む大八木佳菜さんは、「海外進学を考え出したことで、自分の選択肢が広がりました」と述べ、自身の成長を実感しています。受験失敗をしたからこそ見つけた新たな視野や可能性が広がったことを実感しており、多くの学生にこの経験を伝えたいと話します。
このようにGHSによる海外大学進学支援プロジェクトは、大学受験でつまずいた生徒たちが新たな道を見つけ出す力強い手助けとなっており、今後の活動にますます期待が寄せられています。受験という一つの結果にとらわれず、未来に向けた新しい選択肢を探ることの重要性を再認識する時間となれば幸いです。
会社情報
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海外ステイサポート株式会社
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