簡易脱着式防水板「オクタッチ」が登場
近年、集中豪雨による浸水被害が社会問題化しています。それに伴い、防水商品の需要が高まりつつありますが、高性能な防水板の導入は難しいという意見が多く聞かれました。そんな中、株式会社鈴木シャッターが新たに発表した簡易脱着式防水板「オクタッチ」は、従来の防水板の常識を覆す画期的な商品です。
本製品は、従来のようにフロントサッシに加工を施したり、レールの設置を必要としないため、エントランスのデザインを損なうことなく、簡単に導入することができます。その上、特許出願中の独自の固定機構を備えており、非常にスムーズに設置が行える点も大きな魅力です。
特徴と利便性
レール不要で高いデザイン性
「オクタッチ」は、建物の開口部に直接設置することができるため、無駄な工事が必要ありません。これにより、使用する際ももともとのデザインを大切にしつつ、高い防水性能を体感できます。また、オプションとして中柱を使用することで、2連装での使用も可能です。
3ステップで簡単操作
取り付けも簡単で、パネルの設置は「置く」「押す」「ノブを回す」の3ステップで完了します。このシンプルな操作性により、緊急時でも瞬時に防水対策ができるのです。特に、浸水の危険が高まっているときには、このスピード感が非常に役立ちます。
高水準の防水性能
「オクタッチ」は、浸水防止性能等級Ws-5相当の高い性能を持ち、建物を効果的に保護します。ただし、設置環境により性能が変動するため、事前の確認が重要です。
参考価格と販売目標
価格は260,000円(税込)で、開口幅2,000mm、対応水位500mmに対応しています。2025年度の販売目標は50百万円で、今後の展開が期待されています。
使用時の注意事項
防水板を設置した後は、必ず浸水ラインより高い安全な場所に移動することが推奨されます。また、防水板は真水の静水圧に耐える設計ですが、流水や波、漂流物による衝撃には対応していないため、使用時には注意が必要です。
まとめ
浸水被害を防ぐための新たな選択肢として、「オクタッチ」は非常に高い利便性とデザイン性を兼ね備えた製品です。これからの季節、万が一の備えとしてぜひ検討してみてはいかがでしょうか。詳しい情報は、株式会社鈴木シャッターの公式ホームページで確認できます。