慶應義塾大学AI研究拠点にパナソニック コネクトの顔認証システム導入
慶應義塾大学AI・高度プログラミングコンソーシアム(AIC)の新たな研究拠点に、パナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」が導入されました。これは、学内外の約2,000人の関係者の入退場を安全かつスムーズに管理し、快適な研究環境を実現するための取り組みです。
AICは、慶應義塾全体のITリテラシー向上を目指し、2019年に設立されたAI・プログラミング学習団体です。学生だけでなく、多くの企業も参画しており、ワークショップなどを通じて、学生と社会人が共に学び、新たな価値創造を目指しています。
新たな研究拠点には、最先端施設「生成AIラボ」と「AICラウンジ」が設置され、日米大学間研究パートナーシップの中心的拠点となります。この施設には、頻繁に学内外の関係者が利用するため、従来のICカードを用いた入退場管理では、管理面での負担が大きくなることが懸念されていました。また、施設のセキュリティ強化も重要な課題でした。
これらの課題を解決するため、パナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」が採用されました。「KPASクラウド」は、世界最高水準の顔認証技術を採用しており、スムーズかつセキュアな入退場管理を実現します。
慶應義塾大学 AI・高度プログラミングコンソーシアム 特任教授 小林 真里様は、「日米間の最先端AI研究拠点である本施設は、最先端のセキュリティシステムを導入することを目指していました。今回、パナソニック コネクトの顔認証システム導入により、学内外の関係者すべてが、スムーズに、かつセキュアに施設を利用することができるようになりました。」とコメントしています。
パナソニック コネクトは、今後もAIC施設内での他システムとの連携や、慶應義塾大学内の他拠点での活用に向けて、共創活動に取り組んでいく予定です。
パナソニック コネクトのスマートキャンパスソリューション
パナソニック コネクトは、教育事業において、学生生活を快適に、教員・職員の業務を円滑にする「スマートキャンパス」と、学習・研究環境を拡大した「共創の場」の実現に向けて、さまざまなソリューションを展開しています。
パナソニック コネクトの顔認証技術
パナソニック コネクトの顔認証技術は、40年以上に渡るカメラの画像処理技術と、ディープラーニング技術を融合したもので、NIST(米国国立標準技術研究所)の顔認証ベンチマークテストにおいて、世界1位を獲得しています。
顔の向きや経年変化、メガネ・マスクなどにも影響されにくく、快適にご利用いただけます。空港での本人確認、アミューズメントパークでのチケットレス入退場、店舗でのキャッシュレス決済、オフィスでのICカードレス入退室など、様々な場面で顔認証技術を応用したシステムを展開しており、1日30万回を超える顔認証実績を誇ります。
パナソニック コネクトについて
パナソニック コネクト株式会社は、2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、お客様の「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。
まとめ
慶應義塾大学AI・高度プログラミングコンソーシアムの新たな研究拠点に、パナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」が導入されました。世界最高水準の顔認証技術を採用した「KPASクラウド」は、約2,000人の学内外の関係者の入退場を安全かつスムーズに管理し、快適な研究環境を実現する役割を担います。パナソニック コネクトは、今後も教育機関との連携を強化し、スマートキャンパスの実現に向けて、様々なソリューションを提供していく予定です。