香取慎吾とじしんご君が地震保険の新キャラクターに
2024年8月29日、タレントの香取慎吾さんとマペットキャラクターのじしんご君が、新しい地震保険の広報キャラクターとして活動をスタートすることになりました。この新しい試みは、一般社団法人日本損害保険協会が地震保険の重要性を広める目的で行われます。
地震大国日本の現状
日本は地震が頻発する国であり、過去には阪神淡路大震災や東日本大震災など、大規模な災害が数多くありました。2024年元日には「令和6年能登半島地震」が発生し、改めて暮らしの安全を考えるきっかけとなることでしょう。
しかし、地震が起こった後の生活や家計の見直しについては、まだまだ関心が低いのが現実です。事前の備えは意識されがちですが、実際に地震が発生した際にどのように過ごすべきかを考えることは難しいものです。
新CMの見どころ
新しいTVCM「しんごとじしんご」篇では、香取慎吾さんがじしんご君と共に軽快な掛け合いを通じて、地震後の生活や地震保険の重要性をわかりやすく説明します。「地震保険はただの建物や家財の保険ではない」というメッセージを通じて、視聴者に気づきを与えることが目的です。
香取さんの声をそのまま使って演じるじしんご君との掛け合いも新たな魅力となっています。撮影初日は息が合わず、フリップを持つのにも苦労したものの、次第に息の合ったパートナーとしての関係を築いていきました。香取さんは「じしんご君とこれからも活動を続けたい」と語っており、二人の息の合ったコンビネーションがCMの見どころとなっています。
WEBCMやショート動画も展開
新CMの放映に合わせて、2種類のWEBCMや5種類の縦型ショート動画も公開されます。WEBCMでは火災保険に加入している人々や賃貸物件の住人をターゲットに、地震保険の重要性を伝えています。特に、火災による被害が火災保険では補償されないことを知ることで、地震保険への関心を促す内容となっています。
また、加入率の低い地域に向けたエリア別のショート動画も配信され、地域ごとに特化したメッセージが送られます。
香取慎吾さんの思い
香取さんはインタビューで、地震が多い日本の現状を踏まえ、「地震後の生活への意識をもっと大切にしていきたい」と語っています。地震後も生活を続ける多くの人々の現状を直視し、その中で小さな希望や前向きな姿勢を伝えていきたいという思いが込められています。
地震保険の必要性
地震保険は1966年に制定された法律に基づき、居住用の建物や家財に生じた損害に対する補償を提供します。地震や噴火、津波による損害に備えるためのものであり、火災保険とセットで加入する必要があります。地震後の生活を守るために、ぜひ地震保険について考えてみましょう。
この新たな取り組みを通じて、今後ますます多くの人々に地震保険の重要性が伝わることを期待します。