自然と都市をつなげるクラフトビールの誕生
東京・奥多摩に位置する「VERTERE」は、クラフトビールの製造を行う会社であり、2025年7月18日・19日に有楽町で開催される「TOKYO SAKURAMASU BEER FES」において新たなビールが発表されます。このイベントは、株式会社Social Plastikの社会課題に向けたブランド「REBIRTH PROJECT」との連携によるもので、二つの団体が共同で推進する新たな試みです。
TOKYO SAKURAMASUプロジェクトの背景
多摩川水系は東京都の水源の約20%を担っていますが、最近では自然環境の変化が影響し、ヤマメの個体数が減少しています。この状況を受け、「TOKYO SAKURAMASU」プロジェクトは2021年にスタート。
自然との共生を図るため、地域社会との連携を深め、ヤマメの復活を目指す取り組みです。地域経済の活性化を促すための象徴的存在として位置付けられています。プロジェクトの代表を務めるのは、菅原和利氏です。
新しいクラフトビール、"Scilla"のご紹介
新たに登場するクラフトビール「Scilla(シラー)」は、VERTEREが奥多摩の自然な素材を生かして仕込んだブロンドエールです。
このビールは、優雅な花のようなアロマと柔らかい口当たりが特徴で、初めてビールを飲む方でも気軽に楽しめる一杯です。更に、REBIRTH PROJECTとのコラボ限定ラベルで提供され、ビール一本につきヤマメの稚魚が一匹放流されるという「参加型」の活動に繋がっています。
TOKYO SAKURAMASU BEER FESの詳細
このビールの発売を祝して、2日間限定のビールフェス「TOKYO SAKURAMASU BEER FES」が開催されます。
- - 日程:2025年7月18日(金)〜19日(土)
- - 時間:11:00〜20:00
- - 会場:Slit Park YURAKUCHO(東京都千代田区丸の内3-4-1)
- - アクセス:有楽町駅から徒歩3分
- - 主催:TOKYO SAKURAMASU(REBIRTH PROJECT / 株式会社Social Plastik)
このイベントでは、クラフトビールの販売に加え、さまざまなフードや音楽、物販を楽しむことができます。缶での販売も行われるため、自宅に持ち帰ることも可能です。
アルコールが飲めない方や子ども連れの方でも、ぜひ足を運んでみてください。
出店情報
フェス期間中の出店者情報は以下の通りです。
- - TOKYO SAKURAMASU(クラフトビール)
- - VOVOVOLLON(ジビエ猪肉ドライカレー、バターチキンカレー、奥多摩産やまめの揚げかまぼこ)
- - BON's Cafe(アサイーボウル、コーヒー、カフェラテ、ジュース)
- - REBIRTH PROJECT(物販、サンプルセール)
VERTEREは出店をしませんが、他の出店者と共にヒューマン・エコイベントを盛り上げます。
ビール取扱店舗
「Scilla」は多くの店舗で手に入れることができます。
- - VERTERE Bottle Shop[奥多摩駅前]
- - VERTERE Eifuku Taproom
- - VERTERE Tachikawa Taproom
- - Gotta Coffee(奥多摩駅2階)
- - REBIRTH PROJECT Online Store
販売開始は7月19日ですが、完売次第終了となりますので、お早めにチェックしてください。
VERTEREについて
VERTEREは、東京の最西端・奥多摩を拠点に、200種類以上の多様なスタイルのクラフトビールを製造してきました。全国へ卸売り、さらには海外への輸出も行っています。
多摩の自然に囲まれたタップルームには常時10タップ用意され、全国のビール愛好者が訪れています。
今後も、2024年12月には「VERTERE Eifuku Taproom」、2025年5月には「VERTERE Tachikawa Taproom」がオープン予定です。
工場見学やビール試飲
VERTEREでは、週末に醸造所の見学ツアーも行っています。
ビールの製造工程を見学し、製造に対する思いを語るスタッフとの対話を通じて、ビールづくりや愛着を深めることができます。ツアーの最後には、テイスティングも楽しめるので、ぜひ予約をお試しください!
このように、VERTEREとREBIRTH PROJECTが織りなすクラフトビールと自然保全の取り組みは、多くの人々に感動と親しみを与えることと思います。今後の活動にも目が離せません。