沖縄とタイが手を組む
2016-03-29 13:34:31

沖縄のフェリーチェ、タイのセントラルグループと提携し新しいホテル展開へ

沖縄のフェリーチェ、タイのセントラルグループと業務提携を結ぶ



沖縄県那覇市に本社を置く株式会社フェリーチェが、タイの流通大手セントラルグループと合弁契約を締結しました。この提携により、新たなホテル展開が期待されています。2018年春からのプロジェクトは、東京都赤坂に始まり、大阪府や沖縄県にも広がる予定です。

合弁契約の意義



フェリーチェは、セントラルグループが関連するBaby Kiko Sdn Bhnと協力することで、国内外での業務提携を強化し、より多様なホテルサービスを提供していく方針です。新たなホテル開発は、地元経済への貢献も大きく、観光客の受け入れ体制の強化に繋がる事が期待されていると言えます。

新たにオープンするホテル



今後の展開として、まず2018年春には東京都赤坂に「仮称ホテルフェリーチェ赤坂」がオープン予定です。9階建てで167室のビジネスホテルとして多数のビジネスパーソンのニーズに応える設計となっており、一階には飲食店6店舗が入る計画です。また、最上階には男女別の大浴場を持つスカイスパも設置され、リラックスできる空間を提供します。

さらには2018年秋に大阪府中央区東心斎橋に「仮称ホテルフェリーチェ心斎橋」が開業予定です。こちらもスカイスパを併設し、屋上にはルーフトップバーを設けることで、宿泊客に新しい楽しみを提供する考えです。

沖縄初のリゾートホテル



2018年中にはリゾートホテルも進出します。沖縄県名護市の山入端に位置するこのホテルは、60室を備え、プール、スパ、レストランを併設する予定です。リゾートスタイルを取り入れた初めての試みで、観光客や地域住民の新しい憩いの場ともなることが期待されています。

フェリーチェの成長ストーリー



フェリーチェは2012年8月に設立された比較的新しい企業ですが、様々な事業戦略とマーケティング手法を駆使して急成長を遂げています。過去には成績不振で閉館したホテルを再生させる能力に長けており、特にITリテラシーを活かしたサービスやデザイン性の高い空間作りで高稼働率を実現しています。

代表の大森真氏は、これまでアパレル、不動産、経営コンサルティングと幅広い業種での経験を持ち、その人脈を活かして新たな取り組みを進めてきました。フェリーチェにセントラルグループの役員を迎えることで、さらに国際的な案件への挑戦が期待されており、フェリーチェの成長はこれからも続くことでしょう。

全体として、フェリーチェとセントラルグループの提携は、両国の観光業の発展に寄与する意義あるプロジェクトです。今後の動向から目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社フェリーチェ
住所
沖縄県那覇市おもろまち2-6-40
電話番号
06-6484-5110

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。