新たな視点で学ぶ、ドイツの難民支援
近年、世界で急増している難民の問題は他人事ではありません。故郷を追われ、さまざまな理由から命からがら逃げてきた人々の数は、既に6530万人を超えています。そんな中、ドイツは「難民受け入れ先進国」として、支援と共生のモデルを提供しています。今回、WELgeeとH.I.S.が共催する7日間のスタディツアーは、そんなドイツのユニークな難民支援活動を学ぶ絶好の機会となっています。
ツアーの特徴
このスタディツアーでは、特に以下のポイントに焦点を当てています。
1.
シリア人ガイドによる歩き回り
- 難民としての背景を持つシリア人ガイドが案内するベルリンの散策。彼の視点から見ると、普段とは違った目でこの都市の歴史や文化を理解することができます。
2.
難民支援の現場を最前線で学ぶ
- 日本人のスタッフが同行し、ドイツでの難民支援の実情をリアルに学べるプログラムを提供。訪問先のNGOや企業から、具体的な取り組みや課題についての話を聞けます。
3.
味わう難民シェフの料理
- 参加者は、難民背景を持つシェフによるケータリングランチを体験できます。美味しい料理が、食べる楽しみだけでなく、背景にある物語に触れる機会を与えてくれます。
4.
交流と意見交換の場
- 現地の方々とのディスカッションを通じて、実際に何ができるかを考える参加型のプログラムも魅力の一つです。
5.
スタートアップ企業の視察
- 難民の人々が立ち上げたスタートアップを訪問し、彼らの挑戦や成功の物語をリアルに聞きます。これらの企業は、難民の立場から新しい事業を生み出しており、そこには多くの学びがあります。
6.
国際的視野を養う
- 最後に、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を訪問することで、難民問題の国際的な動向や取り組みを学び、日本において必要な政策について考えるきっかけを得ることができます。
派生する学びの機会
ツアーの参加者は、出発前に「WELgeeサロン」に参加することも可能です。日本に住む難民の方々と直接対話しながら、その経験や感じたことを聞くことで、より深い理解と共感を得られます。帰国後も振り返りの場を設けることで、参加者は学びを持続・発展させることができます。
ツアー概要
- - 出発日: 2023年8月24日(東京発)
- - ツアー料金: 学生339,000円、社会人359,000円(航空券、宿泊費、食事込み)
- - 定員: 最少10名、最大20名
- - 宿泊先: ホテルベルリンまたは同等クラス
- - 食事: 朝食4回、昼食4回、夕食2回
このツアーは、難民問題に興味のある方々にとって、新しい知見を得る絶好のチャンスです。お申込みは公式サイトから可能です。
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まとめ
ドイツの難民支援を実際に体験し、学ぶことができるこのツアーは、単なる旅行ではなく、社会的な問題に対する理解を深める素晴らしい機会です。人権や尊厳についての認識を高め、共感を持ち帰ることができるこのスタディツアーは、参加者の人生に影響を与えることでしょう。