バレエ『白鳥の湖』
2025-05-13 11:56:08

映画館で体験する至高のバレエ『白鳥の湖』、新演出で再登場!

映画館で体験する至高のバレエ『白鳥の湖』



一世を風靡したロイヤル・バレエ団の名作『白鳥の湖』が、特典映像を新たに追加して、5月16日から映画館で上映されることが決定しました。この作品は、クラシック・バレエの中でも非常に評価が高く、特にチャイコフスキーの美しい音楽と相まって、観る者の心をつかんで離しません。そこで、王子ジークフリート役を演じるマシュー・ボール氏に、この特別な作品の魅力についてお話を伺いました。

『白鳥の湖』の新演出



2018年5月に新たに演出されたリアム・スカーレット版『白鳥の湖』は、31年ぶりに上演され、その美しさとドラマティックさから、多くの観客を惹きつけました。昨年のアンコール上映も大ヒットを記録し、今回はさらにインタビューやリハーサル映像が追加された形での再上映となります。マシュー・ボールはこの新しいプロダクションについて、「深みがあり、ドラマティックで、非常に美しい作品」と評価しています。

「特に、王子の物語が描かれていて、観客が感情移入しやすい構成になっている」と彼は続けます。「白鳥は自由の象徴であり、現実からの逃避を表しています。」物語の深い意味を理解することが、役に立つ要素だと彼は信じています。この作品は、観客が一緒に感動を分かち合うための機会を提供してくれるのです。

マシュー・ボールの演技



マシュー・ボールは、王子役を演じるにあたって深い心理描写を心掛けています。一幕では彼はほとんど踊るシーンはありませんが、物語が進むにつれて彼の内的な葛藤が明らかになります。「王子は、責任感に苛まれながら、兄弟や母から期待されている役割を全うしようと苦闘しています。彼の孤独感や不安が高度に表現されることが重要です」と耳打ちします。

「リアム・スカーレットは、王子の内面を見せるためのソロを織り込んでいます。彼の中には大きな空白があり、その空間を埋めるために戦っています。」物語の中で、王子が白鳥と出会い、彼らの夢や希望、失望を通じて成長していく姿が描かれているのです。

ヤスミン・ナグディとの共演



オデット役のヤスミン・ナグディとの相性も特筆に値します。彼女の演技がマシューにとって大きなインスピレーションになっているとのこと。彼は「彼女の素晴らしい踊りを見るだけで、役に入りやすくなります。彼女は本当に素晴らしいダンサーです」と語ります。

ヤスミン・ナグディが演じるオデットもまた、別の人生を求める一人の女性として描かれています。「王子とオデットは互いに逃れられない運命に囚われていますが、互いに自由を求める象徴的な存在です。」という彼の表現には、作品の核心に迫る深い理解が見え隠れします。

最後に



『白鳥の湖』は、バレエの中でも特に深いテーマを持つ作品であり、観客もその情感に引き込まれます。マシュー・ボールが語る舞台裏や、リハーサルでの情熱は、より多くの人々にこのバレエの魅力を伝える手助けとなるでしょう。映画館での特別な体験を通じて、美しい『白鳥の湖』を感じてみてはいかがでしょうか。

映画は、5月16日から5月22日までTOHOシネマズ日本橋他での限定公開です。公式サイトでも詳しい情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。


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東宝東和株式会社
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東京都千代田区一番町18 川喜多メモリアルビル
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