阪神電気鉄道、全営業車両に防犯カメラを設置予定で安全性向上へ

阪神電気鉄道が全営業車両に防犯カメラを設置

阪神電気鉄道株式会社（本社：大阪市福島区、社長：久須勇介）は、2025年3月末までに、同社の保有する営業車両240両に、車内防犯カメラを設置する計画を発表しました。この取り組みは、車内の安全性を高め、犯罪抑制を目的としています。今回の設置対象からは8000系が外されていますが、これは近年中に代替更新予定であり、新しい車両にはカメラが設置される予定です。

防犯カメラの詳細

新たに設置される防犯カメラは、阪神グループのアイテック阪急阪神株式会社が開発したもので、同社が提供している列車モニタリングサービス「トレもに(R)」との連携によって、実現されます。このサービスにより、運転指令室からリアルタイムで車内の映像や音声を確認することができ、また、車内の非常通報装置が操作された際には、自動的に運転指令室に通知される仕組みが整えられています。これにより、万が一の非常時には、迅速な対応が可能となります。

安全な鉄道運行の実現

阪神電気鉄道は、こうした新たな防犯カメラの導入を通じて、普段から利用するお客様や新年度に向けて新たに利用するお客様、さらには大阪・関西万博に訪れる市民や観光客に対して、安心・快適な環境を提供したいと考えています。特に万博を控えたこの時期、訪れる人々が安全に鉄道を利用できることは非常に重要です。

また、みなさんに安心してご利用いただけるよう、阪神電気鉄道は今後も安全性の向上に努めてまいります。この取り組みは、単なるお客様の安全だけでなく、鉄道全体の信頼性向上にも寄与することでしょう。

ブランドスローガン

阪神グループは、「“たいせつ”がギュッと。」というブランドスローガンのもと、お客様一人ひとりの“たいせつ”を大切にし、信頼に応えるサービスを提供していくとしています。今後の安全対策の強化により、より多くの人々が阪神電車を安心して利用できるようになることが期待されます。これからも阪神電気鉄道は、安全で快適な運行を追求し続けます。

いかがでしたでしょうか？今後の阪神電気鉄道の動きにご注目ください。