家事支援サービスのカジー、外国人雇用事業で新たな一歩を踏み出す

カジー、東京都の家事支援外国人雇用事業に認定

家事支援サービスの「カジー」は、東京都の家事支援外国人受入事業において、特定機関の基準に適合した事業者として認定されました。これにより、今後フィリピンからの家事支援人材を雇用し、サービスの提供を強化します。カジーは、複数の背景要因から増加する家庭の家事負担を軽減するための取り組みを続けており、この新たなステップはその一環と位置づけられています。

家事支援サービスの重要性

日本における女性の社会進出や、共働き世帯の増加、高齢化が進むなかで、家庭における家事の負担軽減が求められています。特に、東京23区内は共働き世帯数が全国で最も多く、家事支援サービスの需要が高まっています。人々は仕事と家庭の両立を求め、効率的に時間を使う手段として家事のアウトソースを選択するようになっています。しかしその一方で、家事支援スタッフの雇用やその維持は深刻な課題として浮上しています。

フィリピンからの家事支援スタッフ

カジーはこの課題に対処するために、フィリピンから来日する家事支援のプロフェッショナルを「カジーの家事支援スタッフ」、通称「キャスト」と呼び、迎え入れることを決定しました。フィリピンは家事支援人材の養成に力を入れており、TESDA（フィリピン労働雇用技能教育庁）での研修を受けた人材が多く、これにより彼らは国際的に通用する資格を持つ家事支援の専門家としての地位を確立しています。

カジーにとって、新たなフィリピン人キャストの受け入れは、家事支援サービスの品質向上と安定した雇用の維持に貢献するでしょう。来日後には、カジーならではの充実した研修プログラムが用意されており、日本語や日本の生活文化、清掃技術、マナーなどを身につけることができます。このように、フィリピン人と日本人のキャストが互いに学びあうことで、さらなるプロフェッショナリティを追求する姿勢が創出されます。

国家戦略特別区域の意義

カジーが参加する「国家戦略特別区域家事支援外国人受入事業」は、国内経済の活性化や優秀な外国人材の受け入れを目的としており、女性の活躍推進や家事支援ニーズに対応するための取り組みです。この事業により、外国人家事支援スタッフの雇用が可能となり、需要が高まる家事支援サービスの提供を効率的に行います。カジーにとっても、この取り組みは将来的な成長を見据えた重要な基盤となることでしょう。

CaSyの特長とサービス展開

家事支援サービス「CaSy」は、顧客にとって使いやすさと安心を提供することを大切にしています。システムは完全オンラインで、依頼やキャンセルが簡単にできるため、多忙な現代人に最適な選択肢です。価格設定も競争力があり、1時間あたり2,790円からと業界最安値に近い水準を誇ります。お客様のニーズに素早く応える体制が整っており、最短で3時間後にサービスを受けることも可能です。2022年には東京証券取引所へ上場し、安心・安全なサービスの提供を強化しました。