韓国・ソウルで開催される『ぼのぼの』40周年特別展の魅力とは

『ぼのぼの』40周年特別展 in Seoul

韓国・ソウルで、人気アニメ『ぼのぼの』の40周年を祝う特別展が開催されることが決まりました。2026年に連載40周年、TVアニメ放送10周年を迎える『ぼのぼの』は、その独特な世界観とキャラクターたちで長年にわたって多くのファンに愛されてきました。本展は、来たる2025年12月12日から2026年3月29日まで、忠武アートセンターギャラリーで行われます。

特別展の内容

展覧会では、約300点の原画が展示されるほか、特別に描き下ろされたF60号サイズの超大作イラストも見ることができます。また、韓国のSMエンターテインメント所属アーティストとのコラボレーションも予定されており、来場者は『ぼのぼの』の世界に没入できるフォトスポットを楽しむことができます。この体験は、ファンにとって忘れがたい思い出になることでしょう。

この特別展の実現に向けて、原作者のいがらしみきお先生は「韓国で原画展を開催したいと思っていたのが、ようやく夢が実現した」と語っています。彼はこの機会を通じて、韓国の人々にも『ぼのぼの』の世界に親しんでもらえることを願っているようです。

ぼのぼのの魅力

『ぼのぼの』は、1986年から連載が続いているコミックスで、熊のようなラッコの子供が主人公。シンプルなストーリーと、哲学的でありながらも柔らかなユーモアに満ちた内容が特徴です。彼の周囲には、個性豊かなキャラクターたちが登場し、共に日常の中のかすかな真理を探っていきます。アニメがフジテレビで放送中で、毎週土曜日の朝5時22分から放送されており、FODでの見逃し配信も実施されています。

韓国では、1995年にアニメが放送されて以来、圧倒的な人気を誇っています。特に、2024年から始まる日韓ロッテグループとのコラボレーションにより、さらに多くのファンを獲得することが期待されており、最近では新作アニメも放送され、若い世代にも支持されています。