GSXとNTTデータ、セキュリティ人材育成講座で連携
グローバルセキュリティエキスパート株式会社(以下、GSX)と株式会社NTTデータは、特にセキュリティ人材の育成において新たな連携を開始しました。今回は、GSXが提供するセキュリティ講座の販売代理店契約を締結したことを発表しました。これにより、NTTデータは自社及びグループ企業の顧客に対して、GSXのセキュリティ資格認定講座を導入し、提供することになります。
NTTデータのCybersecAcademy🄬の展開
NTTデータは、サイバーセキュリティ人財育成プログラム「CybersecAcademy🄬」を提供しています。このプログラム内では、GSXが提供する資格認定講座「SecuriST」や「EC-Council」をカリキュラムに取り入れています。NTTデータは、これまでに16の講座を実施し、576名が受講している実績があります。NTTデータは、GSXのセキュリティ講座を評価しており、今後も強固な連携を進めることを目指しています。
サイバー攻撃増加の中での戦略
現代ビジネスにおいて、サイバー攻撃の脅威は増す一方で、企業の運営やサービスにも大きな影響を与えています。そのため、NTTデータは「ビジネスレジリエンス」というテーマを掲げ、サイバーセキュリティ対策を顧客に提供することに注力しています。その一環として、UnifiedMDR🄬サービスを展開し、お客様のセキュリティ体制を強化することに努めています。
セキュリティ人材の育成
NTTデータでは、CybersecAcademy🄬を通じてエンジニアおよびサイバーセキュリティチームの人材育成を進めています。このプログラムは、NTTDATA-CERTの専門知識を基にしており、SOC(セキュリティオペレーションセンター)やCSIRT(コンピュータセキュリティインシデント対応チーム)の要員を育成することを目的としています。
GSXとの提携により、受講者に対して様々な資格教育が提供されることで、効率的かつ確実な知識の習得が可能になります。
提供される講座の種類
GSXは、IT企業やSIer向けに幅広いセキュリティスキル取得講座を提供しています。受講者は必要に応じた専門的な教育を受けることができ、これまでに26,765名が受講しています。その中でも特に人気の講座には次のものがあります:
- - SecuriST認定Webアプリケーション脆弱性診断士
Webアプリの脆弱性を診断し、適切な対策を講じるためのスキルを習得します。
ネットワーク環境の脆弱性を発見・分析するためのスキルを学びます。
ネットワークセキュリティの基礎をしっかりと固め、包括的な対策を習得します。
さらにその他多くの講座が用意されており、それにより受講者は多様なスキルを身につけることが可能です。
今後の展望
GSXは、NTTデータと共にセキュリティ人材の育成を推進し、業界全体のセキュリティ能力を高める手助けをしていきます。サイバー攻撃のリスクが高まる現代、両社の連携により、より安心・安全なデジタル社会が実現されることが期待されています。両社の取り組みに注目が集まります。
会社概要
- 本社:東京都港区海岸1-16-1
- 代表取締役社長:青柳 史郎
- 証券コード:4417
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公式サイト
- 本社:東京都江東区豊洲3-3-3
- 代表取締役社長:佐々木 裕
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公式サイト
このセキュリティ人材育成に関する取り組みは、企業だけでなく、一般市民にも影響を与える重要なテーマであり、今後の展開に期待が寄せられています。