山梨の果物EC Bonchi
2021-04-01 10:10:02

山梨の魅力を全国へ!果物EC「Bonchi」が新たな一歩を踏み出す

山梨の魅力を全国へ!「Bonchi」と山梨自然学研究所がタッグを組む



Bonchiの新しい取り組み


最近、果物専門の直販EC「Bonchi」が、山梨自然学研究所との業務提携を発表しました。この提携により、山梨自然学研究所が関わる認定農家が生産する、最高品質の桃やブドウを「Bonchi」が全国の家庭に届けることが可能になります。「Bonchi」が担うのは、これらの高品質な果物の販売支援です。

若手農家の支援


「Bonchi」は、農業の将来を見据えた新しい取り組みも行っています。具体的には、20代を中心とした若手の新規就農者を、「Bonchi」独自の就農ルートで認定農家に繋ぐというものです。これにより、優秀な技術や農業への情熱が次世代に受け継がれ、持続可能な農業のエコシステムを構築するのが狙いです。

山梨自然学研究所の背景


山梨自然学研究所は、有機栽培と減農薬栽培に特化し、環境保全型の農法を取り入れた精鋭農家の集まりです。1980年代から続く歴史を持ち、数々の賞も受賞しており、特に『内閣総理大臣賞』や『日本農業賞』などの名誉ある賞も得ています。その中で、農薬使用量を通常より半分以下に減らし、より安全で美味しい果物の栽培に取り組んでいます。

農業の新時代へ


現在、山梨の農業は高齢化が進んでいます。農家の平均年齢は67歳にまで達しており、10代や20代の農家はわずか1%という状況です。そんな中、「Bonchi」は新たな就農ルートを提供することで、若手農業者の就農を促進しています。2021年には、22歳と24歳の若者が山梨の桃農家に就農を始め、地方への移住も進んでいます。このように、若い世代が高い技術を持つベテラン農家から直に学ぶことで、農業の未来が開けると期待されています。

地元企業との連携


「Bonchi」は、地方創生や地域経済の活性化にも取り組んでいます。最近、山梨中銀地方創生基金から認定を受け、地方創生助成金を受領しました。この支援を得て、地元の果物を日本中に届けることへの期待が高まっています。代表取締役社長の樋泉侑弥氏は、「より良い果物を多くの人にお届けしたいという思いがあります」とコメントし、そのビジョンについて力強く語っています。

未来の農業を描く


「Bonchi」の目標は、ただの果物販売に留まらない、未来の農業の形を示すことです。特に若者向けの農業教育や後継者育成に力を入れており、農業に対するイメージを刷新することを目指しています。また、地球環境問題にも目を向け、持続可能な農業の実現に向けて日々努めています。

「Bonchi」は公式Youtubeチャンネル「Bonchi Farm Channel」も開設しており、土曜日の夜に農業に関する情報を発信しています。これを通じて、農業の現状や魅力をより多くの人々に伝え、新しい農業の姿を見せていくことを目指しています。

地元の果物が全国に広がり、農業の未来が明るくなることを期待しています。「Bonchi」と山梨自然学研究所の今後の取り組みから目が離せません!

会社情報

会社名
株式会社Bonchi
住所
山梨県南アルプス市小笠原422-5
電話番号
055-288-8425

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