HalexSmart!の登場
2023-04-04 15:10:01

次世代気象データAPI「HalexSmart!」でGISが進化する新時代

次世代気象データAPI「HalexSmart!」の魅力



近年、気象データの重要性が高まる中、防災やBCP(事業継続計画)活動に気象データを活用する地域自治体や企業が急増しています。特に、GIS(地理情報システム)やIoT機器とのデータ連携が求められており、これに応える形でハレックスが提供を開始したのが、次世代気象データAPI「HalexSmart!」です。

サービス提供の背景



環境の変化や自然災害の増加に伴い、リアルタイムでの気象情報が必要とされています。その中で、ハレックスは長年にわたり気象データを扱ってきた経験を生かし、GISプラットフォームに特化したデータ形式の開発に着手してきました。これにより、ユーザーが必要とする気象データを効率的に取得できるように進化したのが「HalexSmart!」です。

HalexSmart!の特長



「HalexSmart!」の魅力は、その提供方式とスピードにあります。具体的には、以下のような特長があります。

1. GISに最適化した提供形式
- タイル形式やGeoJson形式でのデータ提供が特徴で、特にタイル形式はベクタータイルとラスタータイルに対応し、XYZ方式による標準的な仕様で提供されます。これにより、GISでスムーズに取り扱うことができます。
- GeoJson形式では、台風経路図や落雷地点などを非空間データとして関連付けすることも可能で、より詳細な分析が行えます。

2. 最新気象データを素早く加工し提供
- ハレックスの新たな気象データ更新処理システムは、高速処理を特化して構築され、更新処理時間が従来比で約37%短縮されています。これにより、リアルタイムに近いデータ提供が可能となります。

3. 充実した気象データのラインナップ
- 提供される気象データは、2023年4月現在で全23種類に及び、高解像度降水ナウキャストや大雨警報の危険度分布など、多岐にわたります。これにより、防災活動の精度が一層向上します。

4. 気象庁の仕様変更にも柔軟に対応
- 今後、気象庁がデータ仕様を変更した場合でも、ハレックスが対応を行うため、ユーザー側での対応が不要となります。これにより、運用の手間が大幅に削減されることになります。

今後の展望



ハレックスは、主にGIS事業者や自治体、企業などに「HalexSmart!」を提供していく方針です。今後3年間で20億円の販売を目指すとしています。この新しいAPIによって、より多くの現場で気象データの活用が進むことが期待されています。

興味のある方は、ぜひHalexSmart!の製品情報ページをご覧ください。今後、気象データの活用が一層進化し、私たちの生活に潤いをもたらしてくれることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ハレックス
住所
東京都品川区東五反田二丁目20番4号NMF高輪ビル3階
電話番号

関連リンク

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