色弱を活かした革新的なストリートブランド「PAPAT」
現代のファッション界に新風を吹き込むストリートブランド"PAPAT(パパット)"が登場しました。本ブランドは、色弱を抱えるプロデューサーの熱い思いから生まれ、色の固定観念にとらわれない独自のスタイルを確立しています。
色弱という【個性】
プロデューサーの野田氏は、彼自身の色弱についてオープンに話し、多くの人々が見ている世界とは異なる色の認知を「個性」として受け入れる姿勢を持っています。例えば、野田氏は赤色がほとんど判断できず、桜の花をグレーに、そして焼肉の焼き具合も色でわからないほどです。その体験をベースに、色の見方を変え、新しい価値観をもたらすことを目的としています。
カラフルさの追求
「PAPAT」の最大の特徴は、カラフルでPOPなデザインにあります。アートやサブカルチャーの要素を取り入れ、過去のアートにインスパイアされたアイテムを展開。特に、イラストレーターのNEGO6(ネゴシックス)氏とのコラボレーションによって生まれたキャラクターやデザインが印象的です。これにより、消費者は見たことのない新たな色使いとデザインに出会うことができるのです。
コラボレーションから広がる世界
「PAPAT」では、イラストレーターのurata supancall(ウラタスパンコール)氏とのコラボアイテムも登場。80年代〜90年代のアメリカンスタイルをテーマにした架空のバスケットボールチームを基にしたアートが展開され、ユニークな商品のラインナップが話題となっています。
さらに、2023年9月には「タートルズ」とのブランドコラボも実現。プロデューサーの幼少期の思い出が詰まったスーパーファミコンのゲームアートを取り入れたアイテムが話題になりました。これにより、ブランドの個性と深みが一段と増しています。
展開の幅と今後のビジョン
2024年2月6日から8日にかけて、ブランド初となる展示会「ギフト・ショー」に出展予定です。この展示会では、過去のアーカイブに加え、新作アイテムを披露するもので、今後の展開に期待がかかります。オンラインストアと併せてPOP UPイベントなども計画されており、ファッション業界に新たな旋風を巻き起こすことでしょう。
「PAPAT」では、色の多様性を尊重し、それをファッションに活かす姿勢を貫いています。これまではあまり注目されなかった色弱というテーマを魅力的に表現し、今後どのように発展していくのか、多くの目が集まっています。
詳しい情報や最新アイテムは公式サイト(
PAPAT公式サイト)やSNSをチェックしてください。