ハードロック・アジア新CEOの就任
世界74カ国で200以上のエンターテインメント施設を展開しているハードロック・アジアが、エドワード・トレーシー氏を新たにCEOに迎え入れました。トレーシー氏は、30年以上にわたる業界経験を持っており、今後の事業拡大に向けた重要な役割を担うことになります。
トレーシー氏の経歴
トレーシー氏は、2010年にラスベガス・サンズの子会社であるサンズ・チャイナに入社し、2011年には同社のCEOに就任。その後、国内最大の収益と多様なコンテンツを誇る統合型リゾート運営会社のリーダーとして、多くの成功を収めてきました。彼の leadership により、同社はさらに成長し、業界のトップリーダーとしての地位を確立してきました。
また、トレーシー氏はキャピタル・ゲーミング社の社長兼CEOとして地方カジノを統括した経験もあり、トランプ・オーガナイゼーションでも多数の高級ホテルや広大なカジノを運営していました。これまでの実績から、トレーシー氏は業界内で非常に高い評価を得ており、2014年にはハーバード・ビジネス・レビューが選ぶ「世界のCEOベスト100」にも名を連ねました。
今後の展望
ハードロック・アジアは、トレーシー氏の知見と経験を活かして、日本におけるIR事業の推進を目指しています。2016年末に可決されたIR推進法案を受け、ハードロック・インターナショナルは日本市場への進出を計画中で、トレーシー氏の役割がますます重要となるでしょう。特に、アジア地域でのビジネス開発をリードし、日本市場での成功に向けた戦略の策定に期待が寄せられています。
ハードロック・インターナショナルとは
ハードロック・インターナショナル(HRI)は、74カ国以上で170以上のカフェ、20軒以上のホテル、10件以上のカジノを運営し、音楽とエンターテインメントの融合を象徴する企業です。エリック・クラプトンなどのミュージシャンから寄贈されたアイテムを展示することで世界的な認知を受けており、また、アパレルや音楽関連のグッズも人気です。
同社は今後、ハードロックカフェやハードロックホテルの新規開業を推進しており、特に日本市場での展開に力を入れる意向を示しています。トレーシー氏の就任を契機に、エンターテインメント施設以外の新たな事業にも挑戦していくことが期待されています。
詳細については公式サイトをご覧ください:
ハードロック・インターナショナル公式サイト