ひきこもりフェス
2025-01-22 14:29:16

多様な価値観を共有する「ひきこもり」フェスの開催について

「ひきこもりVOICE STATIONフェス」開催のご案内



2024年2月22日(土)、東京都渋谷区の渋谷ヒカリエにて、「ひきこもりVOICE STATIONフェス」が開催されます。このイベントは厚生労働省が主催し、パルシステム連合会が企画・参加する形で実施され、ひきこもり当事者との共創を通じてその理解を促進することを目的としています。特に注目されるのは、フェスの進行役として高橋みなみさんが登場し、アート展の制作過程を掘り下げることです。

このフェスでは、全国のひきこもり経験者、関わりのない人々が集い、ひきこもりに関する知識や理解を深めることが期待されており、渋谷ヒカリエホールにて13時から開始されます。また、オンラインでも配信されるため、全国146万人と推計されるひきこもりの方々が参加可能です。

フェスの構成



フェスは2つの部で構成されており、第一部では、2月19日から24日まで「n_space」で開催されるアート展「“HIKIKOMORI”ANYONE?他人事じゃないかも展」に参加する著名なクリエイターがゲストに招かれます。高橋さんがアート作品に込められた思いや制作過程をゲストから聞き出し、アーティストとひきこもり当事者との共創によるオリジナル作品のバックストーリーを語ります。

参加するアーティストには、ひきこもり経験を持つ演出家の宮本亞門さんや現代美術家の渡辺篤さんなど、8名の個性あふれるクリエイターが登場します。彼らは自身のアート作品における、ひきこもり当事者とのコラボレーションについて話し、最後には音楽クリエイターのヒャダインさんがプロデュースしたボカロ曲のミュージックビデオも披露されます。

地域への提言



第二部では、ひきこもりの経験者や支援者がパネリストとなり、2024年に開催される全国キャラバンの振り返りを行います。このセッションでは、誰もが生きやすい地域づくりをテーマにした意見交換が行われ、参加者から事前に集めた質問にパネリストが回答する形式で、ひきこもりに対する理解をさらに深めます。また、第一部で紹介されたアート展の関連企画「当事者×クリエイティブ塾」での学生たちの作品も発表されます。

このフェスを通じて、私たちが普段感じる「ふつう」や「当たり前」の価値との葛藤、ひきこもりを抱える人々の実状をシェアし、共感を呼び起こすことを目指しています。その後、ひきこもり経験者と当事者による当事者会や、立場を超えた交流会も予定されており、参加者は多様な価値観を持つ人々と分かり合う機会を得ることができます。

参加情報



参加方法は、会場に直接参加するか(定員100人)、YouTube Liveによるオンライン視聴が可能です。申込みは2025年2月20日(木)17時まで受け付けています。詳細は「ひきこもりVOICE STATION」公式ウェブサイトで確認ください。

このフェスを契機に、ひきこもり問題に対する新たな理解が生まれることを願っています。誰もが自分の価値を認められ、支え合う社会を実現するために、一緒に考えていきましょう。



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会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

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