笑いが詰まった新しい節分ストーリー
日本の伝統行事である節分。その節分にちなんだ新しい絵本『オニのせつぶんたいじ』が、2025年12月25日に小学館から登場します。この絵本は、岡田よしたか氏によって描かれた作品で、楽しいユーモアが満載。「オニはそと、福はうち!」の豆まきのイメージを逆転させ、赤オニたちの視点から物語が繰り広げられます。
物語のあらすじ
物語では、2匹の赤オニが豆まきから逃れようと必死に奮闘する様子が描かれています。普通の節分では、鬼は敵として描かれがちですが、この絵本ではその視点を変えて、鬼たちのドタバタ劇を楽しむことができます。たとえば、オニたちは豆まきを回避するためにお店で豆を100円で買い占めようとしたり、変装を試みたりと、ユーモラスな計画を立てます。果たして彼らは豆まきの恐怖から逃れることができるのでしょうか?
軽妙な関西弁のテキストが、楽しいリズム感を生み出しており、親子での読み聞かせにぴったりの内容となっています。終始笑いが絶えない構成で、ページをめくるたびに子どもたちの笑顔を引き出すことでしょう。
興味深い豆知識も掲載
また、巻末には節分に関する「豆」知識も掲載されており、ストーリーを楽しむだけでなく、ちょっとした学びも得られます。親子でこの絵本を通じて、節分の背景や意味を学ぶ良い機会になるでしょう。
発売記念パネル展の開催決定
この絵本の発売を記念して、奈良の蔦屋書店では2025年12月27日から2026年2月3日まで、岡田よしたか氏のパネル展も開催されます。パネル展では、絵本のイラストや制作背景を知ることができる貴重な機会となるでしょう。ぜひ、絵本の世界に浸りながら、お越しください。
既刊も大好評
岡田よしたか氏は、『オニのせつぶんたいじ』のほかにも、同シリーズの『オニのきもだめし』や『オニのふろめぐり』など、多彩な作品を手掛けており、いずれも親しみやすく、愛される存在です。彼の作品は、特に子どもたちに人気があり、笑いを通じて感性を育むことができるため、保護者からも高く評価されています。
終わりに
ぜひこの機会に、『オニのせつぶんたいじ』を手に取り、親子で一緒に楽しんでみませんか?新たな節分の楽しみ方が見つかるはずです。笑いと学びを通じて、より良い思い出を作ることができる絵本です。教育的な要素も含まれているこの作品は、家族の絆を深める素敵なアイテムとしてもおススメです。