シャンメリーで子どもたちに笑顔を届ける20年の取り組み
全国シャンメリー協同組合が展開する「シャンメリー贈呈事業」は、クリスマスを迎える子どもたちに笑顔をもたらす特別なプロジェクトです。今年で20回目を迎え、全国の児童養護施設にシャンメリーが贈られます。この事業は、2005年に始まり、これまでに約20万本のシャンメリーが寄付されてきました。解放された時の「ポンッ」という音は、子どもたちにとって特別な瞬間を象徴するものであり、世代を超えて愛されている飲み物です。
思いがつなぐ20年の歴史
シャンメリー贈呈事業の目的は、より多くの子どもたちがシャンメリーとともに楽しんで思い出を作ることです。全国の602の児童養護施設から590施設が今回の贈呈に応募し、子どもたちが笑顔になる瞬間を共に創出することができるのは、協同組合や寄付者の支えのおかげです。子どもたちにとってのクリスマスは、大切な人たちと過ごす特別な時間。その瞬間にシャンメリーがあることで、より一層生き生きした思い出が生まれます。
厳しい環境の中でも続けられる理由
飲料業界は資材や原料の価格高騰といった厳しい状況が続いています。しかし、全国シャンメリー協同組合は、未来を担う子どもたちに笑顔を届けるという社会貢献の精神を大切にし、この贈呈事業の継続に全力を注いでいます。支援者や協力者の存在が、私たちを支えています。
理事長のメッセージ
理事長の小原光一は、シャンメリーの誕生にまつわる逸話を紹介しつつ、その独自の魅力を語ります。「シャンメリーは、単なる飲み物ではなく、子どもたちの成長を祝うための大切な乾杯の飲料です。この思いを大事にしながら、贈呈事業を続けてきました。最初は50施設に配布していたのが、今年は590施設へと広がり、これは皆様のご理解とご協力のおかげです。」と感謝の言葉を述べました。
児童養護施設から寄せられる感謝の声
全国の児童養護施設からは、シャンメリーに対する感謝の声が多数寄せられています。施設の担当者様からは、シャンメリーが食卓に並ぶことでクリスマスの雰囲気が高まり、子どもたちの笑顔が溢れるとの声が届いています。「シャンメリーが今年も届くのを子どもたちが楽しみにしています」との心温まる意見も。特別な日を共に楽しむために、シャンメリーは欠かせない存在となっています。
今後の展望
全国シャンメリー協同組合は、今後もこの事業を継続し、さらなる支援を目指します。理事長は「継続は力なり」と力強く宣言し、次なる10年、20年を見据えた活動へと取り組む意向を示しています。シャンメリーが届ける笑顔の輪を広げ、未来の世代に向かって共に歩んでいく姿勢が感じられます。子どもたちにとってのクリスマスが、シャンメリーと共に特別なものであり続けることを願っています。