BJITがシリコンバレー進出
2015-07-21 11:51:58
バングラデシュのBJITが米国シリコンバレーで新たな挑戦
バングラデシュのBJIT、シリコンバレーで新たな挑戦
バングラデシュのIT企業、株式会社BJITがアメリカのシリコンバレーに進出しました。この動きは、バングラデシュの豊富なIT人材と高い英語力を戦略的に活用することを目的としています。近年、米国のICT市場は急速に成長しており、2023年にはすでに1兆2000億ドルを超えていると言われています。このような環境の中で、BJITはインド系IT企業が多数存在する市場でどのように展開していくのでしょうか。
設立背景と必要性
米国市場におけるシステム開発分野は、インドを中心に発展してきました。しかし、最近では人件費が高騰し、開発コストが増加する一方で高いスキルを持つエンジニアの需要は依然として高いままです。そこで、海外からのオフショア開発先の選定が求められており、その中でバングラデシュが重要な位置を占めることが期待されています。
バングラデシュでは、TOEICの国別平均スコアが895点(2014年時点)と、英語を流暢に話す人材が多く存在します。また、国内の政府も「デジタルバングラデシュ」というビジョンを掲げ、IT人材の育成に力を入れています。これらの要因がBJITの米国進出を後押ししています。
BJITのグローバル戦略
BJITは日本とヨーロッパで14年間の経験を積んできました。その運営ノウハウは、グローバル品質の開発に強みを持っています。今後、米国の市場においても、このノウハウを活かしさらなる成長を目指すことになります。特に、日本、フィンランド、シンガポールに続く重要な市場として、米国の拡大を狙っています。
BJIT Corp.の詳細
BJIT Corp.の本社は、カリフォルニア州サンタクララの4701 Patrick Henry Driveに位置しています。役員には、取締役会長の佐藤一雅氏と、CEOのJM Sawkat Akbar氏がいます。また、取締役には明石康弘氏が名を連ねており、これらのメンバーは企業の国際的な展開を支える重要な役割を果たしています。
公式ウェブサイトでは、最新情報や求人情報が提供されています。訪問することで、BJITが目指すビジョンや戦略が詳しく理解できます。
バングラデシュの重要性
バングラデシュは、人口が1億6000万人を超える新興国であり、国としての経済成長が期待されています。政府がIT推進政策を強化し、親日国としても知られているこの国は、今後ますます多くの企業にとって重要なオフショア開発先になるでしょう。BJITは、その一翼を担う存在としての役割を果たしています。市場の流動性とエンジニアの質の高さが、企業の海外展開に寄与することでしょう。
結論
バングラデシュのBJITがシリコンバレーに進出することは、国に对する注目を集める良い機会です。英語を話せる多くの優秀なITエンジニアと彼らの持つ技術力を活かし、アメリカ市場での活躍が期待されます。今後の展開には、目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社BJIT
- 住所
- 東京都港区芝5-1-13 三ツ輪三田ビル5F
- 電話番号
-
03-6453-8740