クラウド型EAI・ETLサービス『Passwork』に新機能登場
2025年6月5日、株式会社Prazto(東京・千代田区)から、クラウド型EAI・ETLサービス『Passwork』に新機能「Tableau アクションボタン」が追加されたと発表がありました。この機能の導入により、Tableauダッシュボードからのデータ分析結果を、ボタンクリック一つでマーケティングオートメーション(MA)ツールに連携できるようになります。
Tableuでのデータ活用が変わる
多くの企業はTableauを利用して顧客データを集約し、ダッシュボードを作成しています。しかし、分析結果をマーケティング施策に活用するには、これまで手動でデータを抽出し、加工した上で別システムにインポートする必要がありました。この手間が原因で、分析結果を迅速に施策に反映させるのが難しいという課題がありました。
この問題を解決するために開発されたのが「Tableau アクションボタン」機能です。具体的には、ダッシュボードに配置されたPassworkのアクションボタンをクリックすることで、その時点での分析結果が自動的に外部のMAツールに送信されます。これにより、マーケティング担当者は分析から施策実行までのリードタイムを大幅に短縮できるのです。
シンプルな操作で迅速なデータ活用
従来のプロセスでは、「Tableauで分析→データ抽出→手作業でインポート→施策実行」といった複数の手順が求められましたが、「Tableau アクションボタン」によって「Tableauで分析→ボタンクリック→施策実行」と、シンプルなフローに一新されます。これにより、分析結果を即座にマーケティングに生かすことができ、スピーディな意思決定が可能になります。
顧客セグメントや行動分析を基に絞り込んだリストを、Account EngagementやHubSpotなどのMAツールに即時に連携できるため、ユーザー動向ダッシュボードや広告の効果分析も、手作業を介さずに施策に反映できるのが大きな魅力です。
データ活用のハードルを下げる
特に注目すべきは、複雑なデータ抽出作業や専門知識が不要である点です。日常的に使用しているTableauのダッシュボード上でボタンを一回押すだけで、高度なデータ連携が実現します。このことは、マーケティングチームの口座を広げ、データ活用の民主化を進める大きな一歩と言えるでしょう。
限定利用プランの導入
新機能のリリースと同時に、Tableau アクションボタン機能専用の「限定利用プラン(月額30,000円)」も発表されました。このプランにより、特にEAI・ETLツールの導入に躊躇していた企業も、気軽にデータ活用をスタートできる環境が整います。
企業の信頼性と実績
Praztoは2019年の設立以来、SalesforceやTableauの導入支援を行い、すでに300社以上の企業と連携をしています。これらの活動を通じて蓄積されたノウハウや、実際のビジネス現場におけるニーズを深く理解している点が、今後の競争優位性をもたらす要因となっています。
会社情報
- - 社名: 株式会社Prazto
- - 本社: 東京都千代田区丸の内一丁目6-2 新丸の内センタービル21階
- - 代表者: 代表取締役 芳賀 怜史
- - 設立: 2019年
- - URL: Prazto公式サイト
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