Japan ticketが新たな連携を発表
株式会社Japanticketが展開するインバウンド向けeチケット管理システム「Japan ticket」は、中国の旅行プラットフォーム「Ctrip(携程旅行网)」との業務提携を開始しました。これにより、「Japan ticket」はCtripが提供するグルメガイドプラットフォーム「美食林」にて、レストランのチケット販売をスタートしました。
連携の背景
2025年の訪日外国人観光客数は、前年同月比116.9%増の約325万人と予測されており、特に中国市場においては前年同月比157.3%の増加を見込んでいます。この状況を受けて、Japanticketは中国人観光客に向けて、より効果的に日本の飲食店情報を提供することが必要とされていました。中国からの観光客は、2024年のインバウンド消費額のうち、全体の21.3%を占め、特に重要な役割を果たしています。
連携の概要とメリット
今回の提携により、「Japan ticket」は訪日中国人観光客の多くが利用しているCtripの「美食林」プラットフォームに掲載されることとなります。これにより、「Japan ticket」を導入している飲食店は、直接4億人以上の中国人ユーザーにアプローチできるチャンスが生まれました。加えて、これまで実施していた「訪日旅行」ページに加え、新たに「美食林」ページへの同時掲載が可能となります。
飲食店にとっては、Ctripを通じて中国人観光客への認知度を向上させ、予約数の増加が期待できます。Ctripのユーザーは、飲食店の検索から日時予約、お支払いまでを簡単に行えるため、ストレスフリーな予約体験が提供されます。これにより、顧客体験が損なわれることなく、飲食店の集客が促進されるでしょう。
効果的な露出と効率的な予約管理
さらに、Ctrip美食林においては、高級レストランや地方の名物店など、テーマ別のランキングに基づいて飲食店が選定され、露出効果が高まるため、飲食店における知名度向上が期待されます。チケットは事前決済に対応しているため、即時予約が可能で、予約情報はそのままデータベースに反映されます。このシステムにより、飲食店側は予約管理の手間が軽減され、効率的に運営が行えます。
華やかな展開を期待
さらに、「Ctrip Gourmet List」の発表により、Japanticket導入の飲食店は、同リストに掲載されることでさらなるアピールポイントを得ることができます。これらの一連の取り組みは、中国人観光客を効果的に呼び込む要因となると考えられます。
Japanticketは、今後も国際的なアライアンスを拡大し、全国各地でインバウンド集客の支援を続けていく方針であり、この最初の一歩がどれほど大きなインパクトをもたらすのかが楽しみです。日本の魅力を世界に発信し、インバウンド消費を活性化するための新たな挑戦に、これからも注目です。
「Japan ticket」について
「Japan ticket」は、日本の魅力的な食体験をeチケット化し、海外のプラットフォームや自社サイトを通じて世界中の外国人観光客に提供します。そのための予約管理や在庫管理、決済までを一元管理できるシステムも備えており、インバウンド集客の課題を一つずつ解決していく役割を担っています。無断キャンセルのリスクも軽減され、運営側にとっても安心のサービスと言えるでしょう。
会社情報
所在地: 東京都渋谷区恵比寿1-20-18 三富ビル新館1F
代表者: 田中宏彰
設立日: 2021年10月27日
事業内容: eチケット管理システムおよびインバウンド集客支援
お問い合わせ: [email protected]
公式サイト:
https://japanticket.com/