DIMENSIONが新たに3号VCファンドを設立
株式会社DIMENSIONがこの度、国内スタートアップを対象にした3号VCファンドを組成しました。これは、2019年10月に活動を開始して以来、常に「人・事業・組織に向き合い、まっすぐな志が報われる社会を創る」というミッションを掲げ、起業家への出資・支援を行ってきた同社にとって新たな一歩となります。
これまでの実績と新たな挑戦
DIMENSIONは、過去の2つのVCファンドを通じて、6社の上場に成功。うち1社は初値1,000億円以上という大型上場を達成するなど、確かな実績を築いてきました。本ファンドでは、シード・アーリーステージのみならず、IPO前のグロースステージにも焦点を当て、MBOやスピンアウトに対する支援も強化していきます。これにより、幅広いニーズに応じた資金調達を実現します。
先輩起業家による支援の重要性
特筆すべきは、このファンドには金融機関や事業会社、上場企業の創業者など多様なLP(出資者)が参加している点です。これにより、資金提供だけでなく、先輩起業家が後輩起業家を支援するエコシステムの形成が促進されることが期待されています。DIMENSIONでは、起業家同士の知見の共有やネットワーク形成を通じて、日本から大型事業を創出するためのサポートを行います。
オウンドメディアを通じた知見の伝承
さらにDIMENSIONは、起業家や経営者の挑戦の歴史を次世代に伝えるため、2017年からオウンドメディア「DIMENSION NOTE」を運営しています。このメディアでは、経営者へのインタビューを通じて、創業の背景や経営の意思決定、事業の成長過程を発信しています。また、最近ではYouTubeチャンネル「DIMENSION Channel」も展開し、コンテンツを通じた知見の共有を進めています。
MBOやスピンアウトへの支援
昨今、コングロマリット・ディスカウントの指摘や、複数の事業の経営が難しくなっていることから、MBO・スピンアウトの傾向が増加しています。DIMENSIONは、前回の2号VCファンドでMBOやスピンアウト企業7社への出資・支援も行っており、その中の1社は東証グロース市場に上場を果たしました。また、自社も2021年に上場企業からスピンアウトしており、実践的な知見を持っています。これらの経験を基に、単なる資金提供にとどまらず、経営や組織作りを含めた総合的な支援を行います。
新たなジェネラルパートナーの加わり
加えて、3号VCファンドには新たに加藤毅之がジェネラルパートナーとして参画。この方は、専門商社を経て株式会社オプトに入社し、グループ会社のCEOなどを歴任してきた経歴を持っています。多岐にわたる経験を持つ彼が加わったことで、DIMENSIONの出資および支援はさらに広がりを見せることでしょう。
コメント
加藤氏は「少子高齢化社会において、持続的な経済成長と豊かな社会を実現するためのスタートアップを生み出す一助になれれば」と意気込みを語り、宮宗社長も「世の中が大きく変わる中、起業家に資金や知見を提供し挑戦を後押しすることが価値ある」と述べています。
DIMENSION株式会社の概要
DIMENSIONは、東京都港区に本社を置き、ベンチャー投資ファンドの運営を行っています。代表取締役社長は宮宗孝光氏です。DIMENSIONの活動は2019年にスタートし、すでに2つのVCファンドを総額100億円以上運営しており、今後も大型スタートアップの育成と創出に向けて注力していく方針です。