WOW WORLD、DigiCertと新たに提携
株式会社WOW WORLDは、米国のデジサート・インク(DigiCert)と正規販売代理店契約を結び、BIMI(Brand Indicators for Message Identification)導入に関する支援サービスを提供開始しました。これにより、企業や団体のコミュニケーション活動やメールセキュリティの強化を図ります。
提供の背景
WOW WORLDは、相互的なコミュニケーションを実現する自社開発のクラウドシステム「WEBCAS」シリーズを展開しており、顧客との円滑なやり取りを目指しています。近年、メールを通じたフィッシングやなりすましツールの危険が増大しており、特に企業が送信したメールの信頼性が問われています。
BIMIの導入は、こうしたメールの信頼性を高め、受信者のブランド認識を向上させる手段として注目されています。実際に、顧客からは「BIMIの設定が分からない」「DMARCポリシーの判断が難しい」との声が多数寄せられ、WOW WORLDはDigiCertと提携する運びとなりました。
BIMIとは?
BIMI(Brand Indicators for Message Identification)技術は、送信元の認証を行うDMARCを活用し、企業のブランドロゴをメールに表示させるものです。これにより、正規の送信者からのメールであることを視認的に示し、なりすましやフィッシングの攻撃を防ぐことができます。また、ブランドのロゴが受信者に示されることで、ブランド認知が促進され、結果として開封率の向上に繋がる可能性があります。
DMARC技術は、メールの送信元が本物かどうかを確認し、疑わしいメールに対するポリシーを定義することで、セキュリティを強化します。
BIMI導入支援サービスの内容
WOW WORLDがDigiCert社と連携することで、BIMI導入に関するサポートが充実しました。当社はDigiCertの「マーク証明書」の日本における正規代理店として、以下のサービスを提供します:
- - DMARCポリシー引き上げをサポートするレポート分析
- - ブランドロゴの最適化
- - VMC(認証マーク証明書)の取得代行
- - BIMIの実装支援
さらに、DMARCレポートの継続的モニタリングも行い、顧客のメールセキュリティを一層強化します。
DigiCert社について
米国デジサート・インクは、インターネット上での電子的な信頼の確立を支援するデジタルトラストプロバイダーとして知られています。そのプラットフォームDigiCert® ONEは、幅広いニーズに応じた信頼性を提供し、ウェブサイトや企業の通信を保護します。DigiCertの技術力は世界的な企業から高い信頼を得ており、デジサート・ジャパンはその100%関連会社として日本市場でのサービスを提供しています。
株式会社WOW WORLDについて
WOW WORLDは、1995年に設立され、メール配信やフォーム作成システム「WEBCAS」、エンゲージメントソリューション「WOW engage」の開発・販売を通じて、企業のマーケティング活動をサポートしています。特に、顧客とのコミュニケーションを円滑にすることに特化したサービスを展開しており、これからも進化し続ける企業です。詳細な情報は公式サイト【https://www.wow-world.co.jp】をご覧ください。
今後もWOW WORLDは、システムやサービスを通じて、顧客企業の安全で効率的なコミュニケーションのサポートを続けていきます。