デジタル化が進む現代のビジネスにおいて、業務プロセスの自動化は不可欠です。この度、Yoom株式会社が提供するハイパーオートメーションツール「Yoom」は、株式会社ネットプロテクションズが展開するBtoB後払い決済サービス「NP掛け払い」とのAPI連携を開始しました。この連携により、企業はデスクワークを大幅に効率化することが可能となります。
「Yoom」は、AIやAPI、RPA、OCRなどさまざまな最新技術を駆使し、従来の業務プロセスを自動化するツールです。このシステムを利用することで、企業は煩雑な事務作業を簡単に自動化し、より戦略的な業務にリソースを振り向けることができます。また、現時点で180種以上のアプリと連携しており、新たなサービスに関してもニーズに応じて柔軟に対応を行う姿勢を示しています。
一方、NP掛け払いは、企業間での後払い決済をサポートするサービスです。このサービスは、売り手企業と買い手企業の間に立ち、与信のチェックから請求書の発行、代金回収といった一連の決済業務を統括します。これにより、売り手は業務のデジタル化(DX)を推進し、未回収リスクを軽減しながらビジネスをスムーズに運営できます。
今回のAPI連携により、「Yoom」を利用している企業は、SalesforceやHubSpot、kintoneといったSFAやCRMシステムで管理される企業情報を「NP掛け払い」に自動で連携できるようになります。これにより、リアルタイムでの情報更新が可能となり、常に最新のデータに基づいた意思決定が行えるのです。また、人的エラーの削減につながり、業務の正確性も高まります。
例えば、Salesforceで企業情報が更新されると、自動的にその情報が「NP掛け払い」に連携され、さらにはLINE WORKSに通知が飛ぶ仕組みが実現されます。これにより、情報がスムーズに流れ、業務が一段と効率的に進行することが期待されます。
NP掛け払いサービスの導入によって、売り手企業は多くの手間を省き、自社の core business に集中できるようになります。さらに、独自の与信審査システムにより、個人事業主にも高い掛け売りを提供することが可能となり、販路拡大や売上の増加が見込まれています。
このように、YoomとNP掛け払いの連携は、ビジネスプロセスの自動化と効率化を推進し、企業にとってさまざまなメリットをもたらすことが期待されます。今後の展望として、さらなる技術革新と新たなサービスの導入が待たれるところです。