新入社員の定着率向上！キャリア教育の重要性とその実践法

新入社員の育成と定着率向上の重要性

企業にとって、新入社員の定着率を高めることは重要な課題です。特に、現在の変化の激しいビジネス環境において、優秀な人材が早期に離職することは企業にとって大きな損失となります。そこで、一般社団法人日本経営協会が開催する「新入社員のエンゲージメント・定着率向上法」に関する無料オンラインセミナーが注目されています。このセミナーは、2025年12月11日（木）にZoomで行われ、キャリア開発の専門家である服部雅己氏が講師として登壇します。

セミナーの概要について

このセミナーは、企業の人事や教育担当者を対象としており、新入社員が持つ育成や定着に関する課題について明確な解決策を提示します。参加費は無料で、1社2名まで参加可能となっているため、法人単位での参加を促進しています。セミナーでは、“Will・Can・Must”というフレームワークを用いて、新入社員の意識や行動をどのように育成していくべきかを探っていきます。

Will・Can・Mustのバランスを考える

新入社員は「Will（やりたいこと）」に意識が偏る傾向がありますが、これが組織の求める「Must」との間にギャップを生むことで、離職リスクが高まることがあります。このため、セミナーでは、Will・Can・Mustをどのようにバランスよく捉え、業務に取り組むべきかを解説します。さらに、人生100年時代のキャリア形成に関する考え方や、35〜40歳でのキャリアの変化についても触れ、それに基づいた育成のポイントを示します。

組織と個人のエンゲージメントを高める方法

本セミナーでは、組織と個人の価値観を結びつけることでエンゲージメントを向上させるための方法についても講義されます。これは、ワークエンゲージメントを高めるだけでなく、組織全体の雰囲気を良くするためにも重要な要素です。さらには、企業で若い世代をどう育成し、成長させていくかについても具体的なアプローチが紹介されます。

参加対象企業の特徴

このセミナーは、新入社員の定着率を改善したい企業や、配属後の立ち上がりに課題を持つ企業に特にオススメです。また、“Will偏重”でギャップを感じて辞めてしまう人が多い企業や、新たにキャリア研修を導入したい企業、若手から中堅層の育成体系を見直したい企業にとって、非常に有意義な内容となっています。

講師のプロフィール

講師の服部雅己氏は、日本最大手のSIerで約20年間、システムエンジニアや営業、経営企画に従事した後、独立してキャリア開発の専門家として活動しています。企業講演や研修に加え、大学での教育活動も行っており、キャリアデザインやビジネスコミュニケーションを専門としています。彼の豊富な経験を基にした講義は、多くの参加者にとって有益なものとなるでしょう。

研修プログラムのカスタマイズ

セミナーでは、研修プログラムについても取り上げられ、企業の実情に応じた内容のカスタマイズが可能であることを強調しています。これにより、個々の企業が抱える課題に対して、最適な研修を提供する姿勢が示されています。

本セミナーは、2025年12月11日の開催予定です。人事担当者はもちろん、教育を考える全ての方々の参加をお待ちしています。詳しい情報や申し込みは、こちらのリンクからご覧ください。