「終活」が注目される理由
2013-09-19 17:11:17
約76%が認知する「終活」、シニア世代の新たな生活スタイルへ
終活がシニア世代を変える
近年、60歳以上の約76%が「終活」という言葉に馴染みを持っていることがわかりました。この“終活”という概念は、人生の最後をより良く迎えるための準備行動を指します。この言葉自体は2009年に生まれ、葬儀の計画や財産の整理など、残された家族に配慮した行動が含まれているです。
終活の必要性
調査によると、60代以上の調査対象者のうち、75.6%が「終活」に対して必要と感じていることがわかりました。特に興味深いのは、その内約70%が「終活は必要」と考えている点です。この背景には、団塊世代の高齢化が影響しており、終活が社会的に認識されつつあることが伺えます。テレビでも「終活ビジネス」の特集が組まれるなど、ますます注目を浴びています。
性別による意識の違い
さらに、男女別に見ると、終活を「必要」と考える割合に違いが見られます。男性は44.7%、女性は60.4%が必要性を感じており、女性の方が高い意識を示しています。厚生労働省の統計によると、女性の平均寿命は86.35歳で、男性の79.59歳を上回っています。このことから、女性は男性よりも早い段階から終活を意識する傾向が強まりそうです。
終活を始めるタイミング
終活を必要と感じる方々に「何歳から始めるべきか」と尋ねたところ、最も多かったのは「70代~」という回答でした。平均寿命に近づく70代から、特に配偶者の有無や子供の独立を機に終活を考える方が多いようです。また、配偶者がいなくなった場合、具体的に行動に移そうとする方も一定数存在しています。
今後のビジネス展開
インターネット上で「終活」を検索すると、多様なサービスが表示されることから、今後も終活をターゲットにしたビジネスが増えることが予想されます。サポート体制の充実が求められる中、企業はこのセクターに注目しているのです。
健康維持のサポート
SBIアラプロモは、健康的で質の高い老後を実現するために、ALA(5-アミノレブリン酸)を含むサプリメントを販売しています。これは体内のエネルギー生産に重要なものであり、加齢に伴う生産性の低下を補う役割があります。
アンケート実施概要
この調査は、2013年9月にインターネットで実施され、550名からの有効回答を得ました。設問では、「敬老の日」や「健康食品」についても尋ねています。調査機関は株式会社ジャストシステムが担当しました。
今後のシニア世代のライフスタイルを考える上で、「終活」という概念はますます重要になっていくでしょう。これからの社会がどのように変わっていくのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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SBIアラプロモ株式会社
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- 東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー
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03-6229-0092