資金調達で成長へ
2023-03-22 15:26:26
今注目の企業、資金調達でさらなる成長を目指す!
エディットフォース、資金調達を実施
エディットフォースが、第三者割当増資による資金調達を発表しました。この資金調達には、東京大学エッジキャピタルパートナーズやニュートン バイオキャピタル、田辺三菱製薬のコーポレート・ベンチャー・キャピタルが参加し、新たに地域経済活性化支援機構が設立した「九州広域復興支援ファンド」からの出資も決定しました。
代表取締役社長の小野高は、既存株主からの追加出資を「当社技術の可能性を期待していただいているもの」と受け止め、新たなファンドからの出資についても「福岡に拠点を置く企業としての責任を感じる」と述べています。これは、九州地方の経済復興と活性化に貢献する意義深い出来事です。
エディットフォースの技術
エディットフォースは、DNAのみならずRNAの編集も可能な独自の技術を持つスタートアップであり、特に医薬品開発への応用に向けた研究を進めています。この会社が持つ技術は、世界でも類を見ないもので、研究開発の推進に大きな期待が寄せられています。
この技術は、遺伝子の発現を制御するPPRタンパク質をベースにしており、ヒトや酵母でも機能することが確認されています。中村崇裕教授がこの分野での研究を進め、RNAおよびDNAの特定の配列に結合するタンパク質を作り出す方法を確立しました。この技術の確立により、細胞内外で標的のゲノムやRNAを自在に操作・改変できる可能性が広がりました。
地域経済への支援
地域経済活性化支援機構(REVIC)は、地域企業の生産性向上や新陳代謝の円滑化を図る公的ファンドです。REVICは官民ファンドとして、地域経済の復興や産業振興に寄与するため、地域金融機関と共同で様々な支援策を展開しています。今回のエディットフォースへの出資も、九州地方の企業が持つ成長の可能性を引き出すうえで大きな意義があります。
ニュートン バイオキャピタルとMP Healthcare
また、出資者の一員であるニュートン バイオキャピタルは、慢性疾患向け新薬の開発を行うスタートアップに特化したベンチャーキャピタルで、医薬品開発における経験と知識を生かして、成長をサポートしています。
加えて、MP Healthcareは米ボストンを拠点に、新しい治療法やプラットフォーム技術を開発する企業への投資を行っています。これらの出資者との連携により、エディットフォースの研究開発がさらに加速することが期待されています。
結論
エディットフォースは、地域経済活性化に寄与する事業を進めつつ、独自の技術であるDNA/RNA編集能力を駆使した新たな医療の創出を目指しています。今回の資金調達は、技術のさらなる向上と市場への実装へ向けた重要な一歩となるでしょう。これからの動向が一層楽しみです。
会社情報
- 会社名
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エディットフォース株式会社
- 住所
- 福岡県福岡市中央区天神1-9-17福岡天神フコク生命ビル4階
- 電話番号
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