地域格差を超えた新しいスポーツ教育
千葉県流山市に本社を構える株式会社IPPOは、最新のデジタル教育ツールを活用したオンラインサッカー塾を通じて、全国の小中学生にスポーツ教育の機会を提供しています。特に、教育の分野において地域格差が課題とされる中、IPPOは自社のプログラムに新たにAruga株式会社と提携することで、更なる革新を目指しています。
提携の目的と背景
今回の提携により、IPPOの塾生は目標管理を支援するデジタルツール「Build」を使用することができるようになります。このツールは、選手自身が自己の目標を設定し、それを達成するためのアクションプランを練り、日々の進捗を振り返ることを促します。これにより、子どもたちは自立した形での学びを実践し、成長を実感できることでしょう。
IPPOはこれまでも、スポーツにおける「生き抜く力」と戦術面での成長を重視したプログラムを展開してきましたが、Aruga株式会社の理念である「考える力」と「振り返る力」を育むことにも共感し、今回の連携に至ったのです。
デジタルツール「Build」とは
「Build」は、学びを可視化するためのデジタル版練習ノートです。このツールを使用することで、選手たちは自分の目標を具体化し、日々の練習を通じて得た経験を振り返ることができます。また、コーチとの面談や動画フィードバックとも組み合わせることで、選手にとって有益な意見を得やすくなります。
一部の塾生は既にこのツールを導入しており、成長をより実感する声が上がっています。IPPOとArugaは、今後定期的に活用セミナーを開催し、保護者向けのサポート体制も強化していく予定です。
業務提携記念セミナーの開催
さらに、提携を記念して「目標設定の大切さ」をテーマにしたオンラインセミナーが実施されます。このセミナーでは、元筑波大学蹴球部の大谷智紘氏が登壇し、具体的な事例を基に目標の立て方や活用方法について話します。これは小学校3年生から中学生を対象にしたもので、参加者は無料で受講することができます。
IPPOとArugaの期待
Aruga株式会社の代表取締役、下園良太氏は、「この提携を通じて、子どもたちが自分の能力を最大限に引き出し、生き抜く力を育む環境を提供できることを嬉しく思っています。Buildは、単なるツールではなく子ども自身が成長に責任を持つパートナーです」とコメントしています。
同様に、IPPOの代表取締役、岡田俊祐氏も「選手たちが自律的に目標設定と振り返りを行うことで、プレーの上達に繋がると確信しています。この提携を機に、スポーツの可能性を広げていきたい」と述べています。
未来の支援者を育成
今回の取り組みは、単にスポーツプレーヤーを育成するだけでなく、子どもたちが主体的に考え、行動し、成長する力を育む重要な一歩です。地域の壁を越え、多くの子どもたちがこの情報を享受できる環境が整うことで、未来のスター選手が誕生することを期待しています。
ぜひ、IPPOの公式LINEからセミナーに参加し、子どもたちの成長を共に見守りましょう。