韓日国交正常化60周年記念イベント「韓日文化人対話」
2025年、韓日国交正常化60周年を迎えるにあたり、韓国国際交流財団(KF)東京事務所と国際交流基金ソウル日本文化センター(JF)による共催で、特別な対話イベントが開催されることが決定しました。このイベント、「韓日文化人対話 〜マンガとwebtoonから読み解く、日韓クリエイション「越境」の可能性〜」は、両国のクリエイターや文化関係者が集まり、マンガとウェブトゥーンについて深く探る貴重な機会です。
文化交流の背景
1965年の国交正常化以来、日韓の交流は年々深化し、特に市民レベルではかつてないほど活発化しています。最近の調査では、両国に対する好意度が過去最高を記録し、往来する人々の数も急増しています。このような交流の流れを受けて、文化を通じたさらなるつながりの創出が求められています。
イベントの詳細
「韓日文化人対話」の主催者により選ばれたテーマは、「マンガ」と「ウェブトゥーン」です。この2つの文化領域は、互いに学び合い、共に成長する可能性を秘めており、対話を通してその可能性を探ります。イベントでは、漫画とウェブトゥーンに関する「違い」と「共通点」、日韓コミック界における文化と社会の視点、また将来の展望についての議論が予定されています。すでに多くの方が期待を寄せているこのイベントは、若者やクリエイターの間での新たな協働や連帯のきっかけとなることを目指しています。
日時と場所
- - 日時: 2025年9月24日(水)19:00~20:30
- - 会場: 渋谷ヒカリエ8/COURT
- - 住所: 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
- - 参加費用: 無料
- - 申込先: Peatix申込ページ
- - 申込開始: 2025年8月21日(木)12:00~ ※先着順
登壇者の紹介
韓国側からは、ウェブトゥーン専門教育機関であるSeoul Webtoon Academyの理事長である朴仁河(パク・インハ)氏が登壇します。彼は、韓国のマンガ評論やコラム執筆を行っており、Webtoon市場のトレンド研究にも力を入れています。
一方、日本側からは、漫画IPパブリッシャーのナンバーナインの取締役である小禄卓也(ころく たくや)さんと、人気作「映像研には手を出すな!」で知られる大童澄瞳(おおわら すみと)さんが参加。幅広い視点からの議論が期待されます。
モデレーターには文化翻訳活動「BABELO」の金聖源(キム・ソンウォン)氏が入ります。
文化を超えた架け橋
この「韓日文化人対話」は、日韓間の文化交流を一層深めるための重要な機会です。クリエイターや文化関係者が集まり、マンガとウェブトゥーンというテーマを通じて交流することで、新たな可能性を見出すことができるでしょう。両国の文化の架け橋となるこのイベントに、ぜひご参加ください。参加の申込は8月21日から始まりますので、早めの登録をお勧めします。