石巻市が未来を共に考える懇談会を開催
2026年1月19日(月)、宮城県石巻市では、市長と若者が「関わり続けたいまち」をテーマにした懇談会が開催されます。このイベントは、一般財団法人まちと人とが主催し、市長の齋藤正美氏を招いて行われます。
懇談会の背景
東日本大震災から15年が経過したこの年、石巻で暮らす高校生や大学生が市長と意見を交わすことによって、未来の石巻について考える場を設けることを目指しています。世代や立場を超えた対話を通じて、石巻の未来像を共有する機会です。
この懇談会の背景には、若者の自己実現を支援する活動を行ってきた一般財団法人まちと人とがいます。震災後から続く支援事業を通じて、若者の「やってみたい」といった気持ちを引き出し、地域の発展に寄与することを目指しています。
イベントの詳細
- - 日時: 2026年1月19日(月)16:30~18:30(市長は17:00~17:45まで参加)
- - 場所: ささえあいセンター 市民活動室(宮城県石巻市穀町15番2号)
- - 参加費用: 無料
当日は、市長の挨拶の後、「石巻がどんな町だったら関わり続けたい?」をテーマに意見交換が行われます。この場では市長が高校生に質問を投げかけ、参加者同士での意見の交換が奨励されます。
若者が主体的に町づくりや市政を考えることができる貴重な機会とし、より良い石巻を一緒に築こうという思いが込められています。また、参加者は市長との対話を通じて「共に考える仲間」となり、町への愛着や関心をさらに深めることが期待されます。
事前ワークショップ
この懇談会に参加するためには、事前に参加必須のワークショップが行われます。
- - 日時: 2026年1月12日(月祝)17:00~20:00
- - 場所: IRORI石巻(宮城県石巻市中央二丁目10-2)
- - 参加費用: 無料
ワークショップでは、大学進学後に石巻に戻りたいという意欲を喚起するためのディスカッションや、駅前の賑わいを生むアイデア出しが行われる予定です。このイベントは石巻まちなかエリアプラットフォームと共同して実施され、いわき市の活性化に関わった北林由布子氏もゲストファシリテーターとして参加予定です。
この懇談会は、石巻市の若者にとって双方向の対話の貴重な場であると同時に、次世代のリーダーたちが地域に積極的に関わるきっかけを与える重要なイベントと言えるでしょう。