乙女の本棚第46弾『きりぎりす』が待望の発売
人気のシリーズ「乙女の本棚」に、新たな一冊が追加されます。その名も『きりぎりす』。文豪・太宰治の作品と美しいイラストで知られるしまざきジョゼとのコラボレーションが、これまでにない魅力を放っています。2025年4月11日発売予定で、価格は1,980円。これまでの作品と同様に、絵本のような感覚で楽しむことができる仕上がりです。
太宰治の文体を堪能
『きりぎりす』は、太宰治の独特の文体が光る物語で、画家の夫を持つ妻を語り手にしています。人間関係の複雑さや微妙な感情を描写する太宰のスタイルは、読み手に強い印象を与えます。彼の作品は、教科書に載るほどの有名なものも多く、『人間失格』や『走れメロス』で知られる作家です。この名作を新たな視点で楽しむことができるのは、このシリーズならではの特権です。
しまざきジョゼの魅力的なイラスト
本書では、しまざきジョゼが描く叙情的なイラストも大きな見どころです。彼女は、現代の視点で太宰の名作に命を吹き込むことで、物語をより色鮮やかに映し出しています。オールカラーのページに導かれながら、読者は太宰の言葉と、しまざきの美しいビジュアルを楽しむことができるでしょう。イラストは描き下ろしで、各ページには太宰治の独特な情緒が漂います。
文芸・カルチャーとしての位置付け
「乙女の本棚」シリーズは、文豪の名作に現代のイラストレーターが自由な感覚で寄り添う新たな試みです。従来の文学作品に新しい息吹を吹き込むことで、多くの読者に愛されています。立東舎はこのシリーズを通じて、文芸やカルチャーの認識を深め、魅力を広めることを目指しています。『きりぎりす』は、太宰治の名作を再発見する絶好の機会となることでしょう。
まとめ
このように、2025年4月11日に発売予定の『きりぎりす』は、太宰治の名作としまざきジョゼの素晴らしいイラストが融合した一冊。リットーミュージックからの発行で、定価は1,980円(税抜1,800円)。この本を手にすることで、文学の新たな世界を体験できるはずです。ぜひ、楽しみにしていてください。
書誌情報
- - 書名:きりぎりす
- - 著者:太宰治 + しまざきジョゼ
- - 定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
- - 発売日:2025年4月11日
- - 発行:立東舎/発売:リットーミュージック
詳しくは
こちらをご覧ください。