京阪グループの新しい試み
京都市下京区に位置するフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO」が、名勝「渉成園」の梅を使用した期間限定の特製ドリンクを提供することになりました。この新たなメニューは、2025年8月30日から9月30日までの一ヶ月間、ホテル内のレストランで楽しむことができます。
渉成園とのコラボレーション
このドリンクメニューは、京阪グループが進める「おひがしさん門前未来プロジェクト」とのコラボレーションによって生まれました。2022年からこのプロジェクトに参加しているザ・サウザンド京都は、地域の魅力を再発見し、地域づくりを推進するための取り組みを行っています。その一環として、2025年6月2日には渉成園で梅狩りを実施し、およそ25kgの梅を収穫しました。収穫した梅は特製のシロップに加工され、特製ドリンクの元となります。
大自然からの贈り物
さらに、ザ・サウザンド京都では、都市養蜂プロジェクトとして屋上にミツバチの巣箱を設置しており、周辺の植物から蜜を集めています。このミツバチたちは、渉成園の梅の受粉にも関与している可能性があり、自然との循環を感じることができます。もともと自然の恵みである渉成園の梅を、ザ・サウザンド京都のソムリエが考案した特製ドリンクとしてぜひ堪能していただきたいです。
美味しさあふれるメニュー詳細
この特製梅ドリンクには2つの種類があります。1つ目は「梅雅(うめみやび)」という名のアルコールカクテルです。渉成園の梅を使ったシロップに、国産ウォッカと煎茶を漬け込んだ一杯は、梅の甘酸っぱさと煎茶の香りが見事に融合した爽やかなカクテルです。提供価格は1,600円。
2つ目は「梅の園(うめのその)」というノンアルコールモクテルです。こちらは、渉成園の梅シロップに和紅茶を加えた飲み物で、梅の甘酸っぱさと和紅茶のまろやかな口当たりが絶妙に調和した一杯です。提供価格は1,200円です。
どちらのドリンクも、2025年9月30日までの提供予定ですが、梅シロップが無くなり次第終了となりますので、興味のある方はお早めに訪れてみてください。
店舗情報
特製ドリンクは、ホテル内のイタリア料理「SCALAE」とカフェ&バー「TEA AND BAR」で提供されます。
営業時間:ランチ 11:30~15:30(最終受付14:30)、ディナー 17:30~21:30(コース20:00、アラカルト20:30、ドリンク21:00 L.O.)
営業時間:10:00~22:00(ケーキ提供11:30~20:00、フード11:30~21:00、ドリンク21:30 L.O.)
SDGsへの取り組み
また、京阪グループは「BIOSTYLE PROJECT」というライフスタイルを提案しています。これは、健康的で美しい生活を実現しながら、SDGsの達成にも貢献することを目指したものです。自身にとっても地球にとっても良い活動を促進し、より良い循環型社会の実現を目指すための様々な取り組みを進めています。
ぜひこの機会に、自慢の特製梅ドリンクを楽しみながら、地域とのつながりや自然の恵みを実感してみてはいかがでしょうか。