上越新幹線で顔認証改札機の実証実験を開始、モニター参加者募集中！

上越新幹線で新たな改札体験を！

JR東日本は現在、上越新幹線の新潟駅と長岡駅において、顔認証技術を活用した改札機の実証実験を行うことを発表しました。この取り組みは、同社の中長期ビジネス成長戦略「Beyond the Border」に基づいており、昨年12月に発表された「Suica Renaissance」の一環として位置付けられています。

この実証実験は、2025年11月6日から2026年3月31日までの期間で実施され、顔認証改札機を通じて「ウォークスルー改札」を体験できる貴重な機会となります。新潟駅と長岡駅を結ぶ新幹線定期券（Suica FREXまたはSuica FREXパル）をお持ちのお客様が対象となり、顔認証改札機の有用性を確認することを目的としています。

顔認証改札機の機能とは？

今回導入される顔認証改札機は、利用者がタッチ操作をせずに通過できるウォークスルー型の設計です。新潟駅と長岡駅にはコンセプトの異なる改札機が設置され、どちらも顔認証機能を搭載しています。モニター参加者は実際にこの新たな改札を体験し、その利便性を評価することになります。

実証実験に参加するための募集が2025年10月6日から10月17日まで行われます。受付時間は毎日15時から20時30分までで、長岡駅の「Igottier Nagaoka」付近で登録手続きが行われます。モニターとなるためには、新潟駅と長岡駅間の新幹線定期券を持つ中学生以上の方が対象ですが、車椅子を利用されている方は申し込みができない点に注意が必要です。

モニター参加の流れ

モニター登録を希望する方は、指定された期間内に直接会場に赴き、新幹線定期券を持参の上、登録手続きを行います。所要時間は約10分で、利用規約や個人情報の取り扱い方についての説明を受けた後、顔写真を撮影し登録が完了します。登録は本人が行う必要があり、未成年者は保護者の同伴が求められます。

モニターとして参加する方には、実際に顔認証改札機を利用することが求められ、また、期間中に行われる数回のアンケートへの協力も期待されています。協力に対しては、3000円分のCoCoLoご利用券が進呈されるため、参加者には嬉しい特典と言えるでしょう。