リモートワーク調査
2021-07-28 22:53:05

リモートワーク実態調査:新たなマネジメント課題を浮き彫りにした結果とは

リモートワーク実態調査:新たなマネジメント課題を浮き彫りにした結果とは



リモートワークが浸透し始めた昨今、企業の多くがほぼ1年に渡ってこの働き方を続けてきました。その中で、リモートワークを導入する際の実情や課題が明らかになってきています。そこで、異なる業種の130名の従業員に対して実施したアンケートを通じて、リモートワークの実態について分析しました。具体的なデータに基づくこの調査結果を今回お伝えいたします。

調査の背景


リモートワークの導入が進む中、社員の育成やマネジメントの方法に問題を抱える企業が増加しています。特に、対面でのコミュニケーションが減少することにより、マネジメントの手法も改めて見直す必要が出てきています。私たちリモートワークサポート研究所は、この実態を知るための調査を実施しました。

調査結果の概要


調査の結果、リモートワークが自身に適していると感じる人は全体の約70%を占め、今後もこの働き方を続けたいと考えている人は90%に達しました。彼らの声としては、通勤時間の短縮によりプライベートな時間が増えたことや、業務のペースが自分で調整できることが挙げられています。特に、仕事における集中力や生産性の向上が実感されているようです。

一方で、リモートワークが合わないと感じる人たちからは、対面でなければできないチームビルディングの難しさや、他のチームメンバーの状況把握の困難さを指摘されました。また、書面での業務があるため完全なリモート環境は難しいという意見も寄せられました。

パフォーマンスの向上度合


個人においてはおおむね60%の人がパフォーマンスが向上したと回答した一方で、組織全体の生産性向上については50%以下との結果でした。この差が生まれる要因として、リモートワーク下では進捗状況が可視化しにくい点が考えられます。

今後の方針


リモートワークサポート研究所は、調査結果を踏まえ、企業が直面するリモートワーク時のマネジメント面での課題を理解し、より効率的な組織作りの支援を行っていきます。リモートワークにおける個のパフォーマンスだけでなく、組織全体の生産性向上にも寄与できるような施策を提案していく所存です。

リモートワークサポート研究所について


リモートワークサポート研究所は、リモートワークの導入や運営に特化した組織コンサルティングを行っています。私たちの目標は、「リモートワーク下でも100年続く企業」を作ることです。企業が実行している優れた施策を分析し、より良い組織作りを支援します。

私たちが提供するサービスには、リモートワークのマネジメント支援、シンクタンク業務、採用・人事・教育支援などがあります。今後もこの分野の研究を進め、実践的なソリューションを提供していきます。
ご意見やご要望がございましたら、ぜひお気軽にお知らせください。

会社情報

会社名
永続経営研究所株式会社
住所
福岡県福岡市中央区天神2丁目3-10天神パインクレスト719
電話番号

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