美しいサステナブル建築の設計手法が書籍化決定
書籍情報
株式会社メンテルの代表取締役、井上智樹氏の初著書『美しいサステナブル建築の設計手法(仮)』が、学芸出版社から2026年9月に刊行されることが発表されました。この書籍では、「意匠性と機能性の両立」をテーマに、環境建築の最前線を探ります。具体的には、40の実例を通じて、持続可能な建築の要素を解説していきます。
この書籍は、単に環境技術についての説明にとどまらず、建築が持続可能な未来をどのように形成していくべきかという視点を提供します。「デザイン」と「パフォーマンス」が融合した設計手法を考察し、読者に新しい視野を開くことが目的です。
ウェブメディア「まち座」での連載
書籍が刊行される前には、学芸出版社が運営するウェブメディア「まち座」にて、本書に関連した連載もスタートする予定です。この連載は、建築や都市デザインに興味を持つ専門家や読者に向けて、本書のエッセンスを発信する場になります。
「まち座」では、最新の事例を通じてサステナブルな建築デザインの可能性を探り、意匠と環境性能の両立に関する詳細な解説が行われます。建築設計者、都市計画者、ディベロッパーなど、専門家にとって実践的な情報を提供することが狙いです。この連載は、2025年4月から開始される予定です。
著者プロフィール
井上智樹氏は1993年に生まれ、現在は株式会社メンテルの代表取締役として活動しています。大阪大学大学院工学研究科を卒業後、持続可能な都市計画の専門家として、竹中工務店で設備設計を行い、その後株式会社グリッドでプロジェクトマネージャーとしての経験を積みました。2023年にメンテルを設立し、デザインとパフォーマンスの融合を重視した建築環境デザインを手がけています。
株式会社メンテルの企業理念
メンテルはエネルギーマネジメント技術と環境シミュレーションを基盤としており、建物管理者や企業の脱炭素化やエネルギーの最適化を推進しています。スマートメーターやデータ分析を駆使しながら、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。
学芸出版社について
学芸出版社は1950年に創立された出版社で、京都市下京区に位置しています。「出版を通じて社会を豊かにする」を理念に、建築や都市デザインに関する書籍を多く刊行しています。年間50〜60点の専門書、実務書、教科書を提供し、社会に貢献できる内容を追求しています。
まとめ
この度の著書の刊行と同時にウェブメディア「まち座」での連載が決まったことで、持続可能な建築に対する関心はますます高まっています。これからのサステナブルな建築のあり方を知るための貴重な情報源となることでしょう。