NINZIAの新拠点
2025-08-14 18:19:48

次世代の食文化を牽引するNINZIA、インキュベーター「Center of Garage」へ入居

株式会社NINZIA(ニンジャ)は、2025年6月23日より東京都墨田区にあるインキュベーション施設「Center of Garage」(COG)に入居することを発表しました。NINZIAは、あたらしい食のカタチを創出することを目的としたテクスチャ・エンジニアリングスタートアップ企業であり、今後の研究開発の新たな拠点としてこの施設を活用する予定です。

COGは、ものづくり系のベンチャー企業を対象にしたインキュベーショハブであり、研究者や町工場、事業会社といった多様なプレイヤーが集う場所です。ここでは、国内外の技術と知見が融合し、新たなビジネスの創出が促進されます。NINZIAがこのような環境に身を置くことで、独自の食感創成技術を基盤とした新製品開発や異分野企業との共同開発が一層加速することが期待されます。

特に注目すべきは、NINZIAが独自に開発した次世代の蒟蒻素材「NINZIA PASTE」です。この素材は、通常の蒟蒻を固めきらずにペースト状に保つことができ、血糖値の上昇を抑える特殊な機能を持っています。また、従来のグルコマンナンとは異なる滑らかな食感や、プロテインのような熱での凝固性、さらには耐レトルト性を兼ね備えています。これにより、健康的なスナックやプラントベースのシーフード、さらには防災食など、さまざまなジャンルの食品関連企業と協力し、新しい「次世代食のカタチ」を開発していくことでしょう。

NINZIAが取り組んでいるテクスチャ・エンジニアリングテクノロジーは、ただの健康食品企業やプラントベース企業とは一線を画します。この企業は、食感創成に特化した日本発の技術と素材を駆使し、すべての人々が自由に食を楽しむことができる未来を見据えています。食事が栄養の摂取だけでなく、楽しみの一環であると信じており、食の制限を抱える多くの人々が自由に「食べる」ことを楽しめるような製品を提供していくことが目標です。

その一環として、NINZIAは蒟蒻の食物繊維を活かした独自の結着成型技術も開発しています。これは、専用の設備なしでも簡単に、焼くだけや乾燥させるだけで成型を実現できる技術です。この技術により、コスト面や省エネ面でも企業に貢献することが可能となります。また、ゼラチンとは異なり植物性の素材であることから、ハラールやヴィーガン関連の製品にも応用が予定されています。

この技術は、アラブ首長国連邦のドバイ、スペインのバスク、アメリカのシリコンバレー、シンガポールなどで高く評価されています。NINZIAは、世界各国で「食を楽しむ」ことを実現するために、日本発の食品技術を多くの地域に提供することを目指しています。

昨今、健康志向や環境意識が高まる中、NINZIAの提供する製品がどのように食文化に革新をもたらすのか、今後の動きに注目が集まります。彼らの挑戦が成功を収め、次世代の食文化を一変させる大きな力となることが期待されるのです。


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会社情報

会社名
株式会社NINZIA
住所
兵庫県神戸市中央区浪花町56番地 KiP内
電話番号

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