大阪・関西万博での給水スポット利用状況
大阪・関西万博が開幕して以来、その会場内に設置された給水スポットの利用回数が200万回を超えました。この記念すべき達成は2023年5月30日の「ごみゼロの日」に実現し、来場者や運営スタッフの環境意識を高める素晴らしい契機となりました。
この取り組みは、株式会社OSGコーポレーションが主導する「ステハジ」プロジェクトの一環として実施されており、日常生活の中でプラスチックごみの削減と熱中症の予防を促進することを目的としています。現在、会場内には合計32ヶ所の給水スポットが設置され、来場者が自分のマイボトルを使って自由に給水できる仕組みが整っています。
サステナブルアクションへの一歩
給水スポットの利用を通じて参加者は自分の行動が環境に与える影響を実感することができます。実際、5月30日現在のデータによると、給水回数は実に2,084,017回に達し、その結果、約169,013kgのCO2が削減されたとされています。こうしたデータの「見える化」は、来場者たちにサステナブルな行動を意識させる重要な手段となっています。
「ステハジ」プロジェクトの取り組み
「ステハジ」という名称は、「使い捨ては恥ずかしい」というメッセージから生まれたもので、このプロジェクトでは多様な団体と協力して海洋プラスチックごみ問題など、様々な社会課題に対する意識を高める活動を展開しています。毎年6月は“『ステハジ』月間”として、環境に関する啓発活動が行われており、特に6月8日は“『ステハジ』の日”として重要視されています。
このプロジェクトには、407の団体が参加しており、共創によって持続可能な社会の実現に向けた取り組みが進められています。それぞれの団体が自分たちの特性を活かし、環境問題について考え行動することを奨励しています。
給水スポットがもたらす影響
給水スポットの数が増えることで、熱中症予防を遂行しつつ、環境意識の向上が期待されています。マイボトルでの給水は、日常的な行動として定着しつつあり、参加者は「中身が無くなれば給水する」という意識を持つようになります。このような小さな行動の積み重ねが、プラスチックごみ問題の解決に繋がるのです。
今後もOSGコーポレーションは給水スポットの利用促進や、サステナブルな行動を助けるためのさらなる情報提供を行い、環境負荷の低減に努めていくことでしょう。大阪・関西万博は、このような意識改革の場としての役割も担っていくのです。
会社情報について
株式会社OSGコーポレーションは、大阪府大阪市に本社を置く企業で、健康と環境に関連した製品の開発・製造・販売を行っています。今回のプロジェクトを通じて、環境問題に対する意識の向上を図りながら、企業としての社会的責任を果たす活動を続けています。
さらなる詳細情報は、OSGコーポレーションの
公式ウェブサイトで確認できます。